病気で入院となると、やることもなくゆっくり時間が過ぎていきます。楽しみと言えば、テレビを見るくらいかもしれません。大人でも入院は苦痛なのに、子供となればもっと苦痛を感じていることと思います。そんな病院生活を、明るくしてくれる取り組みを行っている写真が投稿されました。
病院でバッグをくわえて運んでいるゴールデンレトリバー…理由を知れば更に驚き!
今回ご紹介するのは、バッグパックをくわえたゴールデンレトリバーの写真です。バッグパックを床に置きカメラ目線をくれている写真もかわいいですが、なぜバッグパックをくわえて運んでいるかの理由を知れば、彼を愛さずにはいられないでしょう。
As I left the PICU following a meeting, I was surprised to see this adorable unaccompanied golden carrying a backpack in…
Tee Trish Luさんの投稿 2016年8月3日水曜日
現在、海外の病院ではセラピー犬が大活躍しています。最近では、日本でも少しずつセラピー犬が注目されてきていますが、まだまだ浸透していませんね。特に病院となれば、衛生面やら動物嫌いな患者さんやら、問題は山積みでしょう。
この写真が撮られたのはおよそ4年前。医療従事者である投稿者さんが、小児集中治療室(PICU)を出たとき、廊下にバッグパックを運ぶ1匹のゴールデンレトリバーの姿を見かけて、思わず写真をパチリ。
辺りには付き添いの人もなく、投稿者さんを見ると立ち止まり、バッグパックを床におろしてこの笑顔。投稿者さんは撫でたいという衝撃を抑えられず、つい撫でてしまったそうです。
首元には写真付きの病院の身分証明書があり、驚きを隠せなかったと述べています。
その後、ゴールデンレトリバーは再びバッグパックをくわえると、PICUに向かって歩き出しました。
後日、投稿者さんは飼い主さんを見つけて、話を聞くことができたそうです。この愛らしいゴールデンレトリバーの名前はエドゥアルト。エドやエディの愛称で、病院で働くボランティアのセラピー犬であることが判明。
エディはいつもおもちゃのいっぱい入ったバッグパックを持ち、PICUに入院している子供たちを励ましに行っているのだとか。こんな愛らしいワンちゃんが病室に現れたら、病気も吹き飛んでしまいそうですね。
この投稿を見た人たちのコメント
・「このような勇敢な犬がもっと必要だわ!彼はなんていい子なの♡」
・「エディが大好きです!」
・「私も彼と同じぐらい仕事に熱心だったらいいのになぁ」
・「美しいわ!!!」
・「私たち人間は犬の足元にも及ばないわね」