収容されたシェルターで運命の出会いが待っていました。その出会いがなければ、この犬はどうなっていたかわかりません。
犬との運命的な出会い
ジャーミーは、どこに行くにもロージーを連れて行きます。
「彼女はジャーミーと一緒なら幸せなんです。ロージーは、彼と一緒ならどんな時でも安心できるのです。」
ジャーミーは、ロージーをレスキューして以来、決して置いてきぼりにはしません。
シェルターに保護された一匹の犬
2017年1月、彼女は路地にひとりでいた所を発見されました。発見者は、彼女を地元のシェルターに連れて行きました。そのシェルターで、ジャーミーがボランティアをしていました。
「彼女はシェルターが閉館する15分前に連れて来られました。彼女の発する臭いはかなりひどかったです。彼女の足はすべてめちゃくちゃでした。私達は皆、足を骨折しているのだと思っていました。」
ジャーミーは彼女を洗い、そして言いました。
「週末だけだけど、僕の家においで。」
しかし、それは彼らの絆が出来上がった瞬間となりました。
獣医師達の悲観的な意見
「彼女と過ごすのは”時間の無駄”と言った獣医たちもいました。彼らは、”彼女の体調は半年以内に悪化するだろう”と言いました。”生きている価値がない”と言ったのです。」
しかし、ジャーミーはそうは思いませんでした。
共に過ごす事で変わっていった犬の性格
彼女の性格はジャーミーの家で過ごすようになって、変わりました。最初の1週間でそれがだんだん出てきました。彼女は食欲旺盛で、トイレは外派。
「彼女をもう手放せなくなりました。」
他の犬や猫達とうまくやれるのか不安がありましたが、その心配は不要でした。
殆どの人たちが彼女は寝たきりの犬だと思い込んでいますが、それは間違いでした。彼女はとても感情豊かな生命力溢れる活発な犬でした。もし、彼女が普通に歩けていたら、多分めちゃくちゃ振り回されて大変だったと思います。
どんなに体にハンディがあろうとも、生きる価値がない命なんてものはこの世には存在しないのです!獣医師さんたちは、動物たちの命を助ける職業だと思ったのですが…外見だけで”生きる価値がない”と、判断した獣医師さんには残念な気持ちになります。
動画: