フィンは小脳低形成という生まれつきの障がいがありました。しかし、そんなことは彼にとって関係なかったのです。
猫のフィン
フィンは、キャットフード以外にも興味を示します。
「私たちが食べる食事全てフィンが確認するので「フード検査官主任」と呼んでいます。彼は私達が食する全ての食べ物に対して、悪臭がすると思っています。
特に彼はフルーツの臭いが嫌いです。それでも彼は、すべてのフードの匂いを確認しなければ気が済まないみたいです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=cd4fJmNrs_4
フィンの影響で、同居猫のチリオンも食通になりました。
特別な子猫との出会い
フィンの両親にとっては、彼は特別な存在でした。彼はとても個性的な子でした。彼らは、フィンの可愛らしさに惹かれ、この子を保護した方が投稿するSNS(@fosterkittys)をフォローしていました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=cd4fJmNrs_4
フィンの投稿を見たとき、彼らは一瞬で心を奪われました。まさに一目惚れだったのです。
子猫が抱える『小脳低形成』
ある日、SNSの投稿でフィンが『小脳低形成』であることを知りました。しかし、彼らはそれが幸せの障がいになるとは考えられなかったのです。
彼らはフィンの里親になることに決めました。フィンはバージニア州からユタ州へと、飛行機で新しい両親の元へたどり着きました。
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お家に来た当初は、先住猫のチリオンとフィンの仲は微妙でした。しかし、時間がかかりましたが2匹はとても仲良くなりました。
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フィンの食欲は旺盛で、目覚ましがなると食事をねだるために両親を舐めて起こします。
生まれ持った体のハンディは、フィンには知る由もない事。それが彼にとって苦痛でも悩みでもありません。まさに「我が道を行く」強くたくましく生きるフィンでした。
動画: