珍しい毛色を持って生まれた子猫『ジャニー』。新しいママと兄弟と共に過ごすために一生懸命生きた彼女は、惜しみない愛情を注がれながら成長しています。
保護された珍しい毛色の子猫
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カナダ・オンタリオ州コーンウォール、Tiny but Mighty Kitten Rescueで保護活動を行うメリッサさんは、歩道で珍しいコートを着た小さすぎる子猫について連絡を受けました。
向かった先で出会った子猫はわずが80gしかなく、シルバーのコートを纏っていました。
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小さな体でありながら、必死で鳴き、活発に生きようとする子猫の姿を見てメリッサさんはあることを思い浮かべました。
それは、2ヶ月前に保護した妊娠中の野良猫『ジューン』そして彼女が出産した子猫たちのことでした。
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母猫から注がれる愛情が孤児の子猫にとってどれほどの恩恵をもたらすかを知っていたメリッサさんは、すぐに支援を申し出たのです。
子猫の『ジャニー』24時間体制でのケアを開始
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『ジャニー』と名付けられた子猫が持つシルバーの毛色は、妊娠中に母猫が高熱を出したりストレスを感じたりして体調を崩した時に起こる熱性の被毛だと考えられました。
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保護当時は体温調節もままならず、ジャニーは居心地の良い保育器のなかで過ごしながら、約3日でその体重は100gに。メリッサさんの懸命なケアにより、ジャニーは着々と体重を増やしていったのです。
ジャニーの声に気づいたママ猫
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保育器のなかで過ごすジャニーの声に反応したのは、子育て中のママ猫ジューンでした。保育器のなかでミルクを与えられるジャニーを見たジューンは、とても心配そうに様子を見守り、助けようとしたといいます。
”彼女はその子をとても欲しがっていて、保育器の前で鳴き続けていました。”
と、メリッサさん。
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自身の子猫たちよりも明らかに小さいジャニーの世話を買って出ようとしてくれたジューン。
医学的に問題がないと判断されたときジャニーをジューンに紹介するというメリッサさんの計画は、すでにこの時点で成功していたと言えるのかもしれません。
ママ猫ジューンとの再会
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ジャニーが生後2週間を迎えた頃、念願のママ猫ジューンとの再会の日がやってきました。ママ猫ジューンは、ジャニーの鳴き声を聞くとすぐに飛んできて頭からつま先まで愛のシャワーを浴びせたといいます。
メリッサさんはジャニーとジューン家族の出会いについて
“ジューンは、私が安全にそれらを紹介した瞬間、ジャニーを自分の子供として受け入れました 。
ジューンがジャニーを10分ほど舐めて掃除をした後、ジャニーは赤ちゃんが授乳している間みんなと寄り添っていました。それを目の当たりにしたのはとても可愛らしい瞬間でした。”
と語っています。
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ジャニーは哺乳瓶での人工授乳で育ったためジューンの子猫たちと共にミルクを飲むことはありません。しかし、他の子猫たちがミルクを飲んでいる間、同じようにジューンに寄り添い、甘い時間を過ごすといいます。
兄弟猫で最愛の姉となった『ジャスミン』
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ジューンの子猫のうち最もしっかり者だというジャスミンは、他の子猫たちが遊んでいる間、ジャニーの側で過ごす時間を増やしていきました。
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彼女は新しい小さな妹の毛づくろいをしたり、抱きしめたりして過ごすことを愛しているといいます。
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しばらくすると、ママ猫ジューンやジャスミン、他の兄弟たちと同じように過ごすためにジャニーはよちよち歩き始めました。
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ジャニーは他の兄弟よりも2週間程幼く、小さいですがそれらは家族の愛と好奇心溢れる性格がカバーします。
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トイレも食事も生活に必要なことのすべてはママと兄弟から学び、順調に成長しているジャニー。彼女はもうひとりぼっちの小さく儚い子猫ではありません。
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