ロサンゼルスに住むジェンさんは、庭で蝶を育てています。飼い犬のマイロは、その蝶たちをながめたり、交流をするのが大好きです。ジェンさんが撮った、蝶と犬の写真は、インスタグラムで大人気になっています。
ありえない友情がそこに
カリフォルニア州ロサンゼルスに住む、2歳のマイロは、「ノバ・スコ゚シア・ダック・トーリング・レトリバー」犬です。飼い主は、ジェン・ベネットさんです。彼女はまた、庭でオオカバマダラという蝶も育てています。
実は、そのマイロとカラフルな蝶たちが、ありえないような友情をはぐくんでいるのがわかったのです。やがて、ジェンさんは、マイロが動き回る蝶たちと一緒にいるところを、写真に撮り始めました。写真はすぐに人目をひき、インスタグラムでたくさんのファンができるようになったのです。
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マイロは、おだやかな性格で、生き物にやさしく接します。ジェンさんによると、毎朝、蝶たちが元気かどうかチェックしているそうです。詳細は、こちらのページでご覧ください。
犬と蝶々の友情…始まりは2年前
ジェンさんは、飼っていた別のノバ・スコ゚シア・ダック・トーリング・レトリバー犬が亡くなった後、2年前にマイロを家族に迎えました。
実は、マイロと亡くなった犬は、血縁同士なんだそうです。マイロの祖父にあたる犬が、以前の犬の父でした。彼女によると、子犬たちの中で一番小さくて賢かったので、マイロを選んだそうです。
マイロが家にやってきたのと同時期に、彼女は庭でオオカバマダラ蝶の育成を始めました。
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オオカバマダラは、彼女の大好きな蝶ですが、徐々に数が減ってきていることを知って、自分で育てることにしたのです。
マイロ大量の蝶に魅せられる
2年前、たくさんの蝶たちが渡ってきて、庭は蝶だらけになりました。マイロはその光景に見入っていました。
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ロサンゼルスがひどい大雨にみまわれたあと、ジェンさんは、蝶が大量に近辺を訪れてきているのに気が付きました。
「何千もの蝶がいたのです。車で通りを走っていると、蝶を轢いてしまうくらい、たくさんいました。マイロは、ただ座って蝶たちを見つめていました。」
と彼女は言います。
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蝶が大量にわたってきたとき、彼女はちょうど仕事が休みでした。そのとき、マイロの関心が、蝶に向いているのに気が付いたのです。毎朝規則正しく、マイロは蝶たちを点検しはじめます。
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ジェンさんは、蝶を毛虫の状態で庭で育て、蝶になったらすぐに自然に放ちます。マイロは、傷つきやすい蝶たちにも、とてもやさしく接しているそうです。
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マイロは蝶たちの臭いをかいだり、みつめたりして楽しんでいます。蝶たちとの交流について、とくに飼い主が注意しなくても、大丈夫だそうです。
カメラを向けても自然なマイロ
ジェンさんが庭で撮った、マイロと蝶との写真の数々は、犬と蝶の交流のようすを見事に表現しています。マイロがどんなに蝶との交流を楽しんでいるかが、おわかりになると思いますよ。
「マイロは、カメラを向けても、物おじしないんです」というのは、ジェンさんです。ときには、彼女が作った花の冠をかぶせたりして、写真を撮っているそうです。
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ジェンさんは、花屋で働いているので、その技術を生かして、マイロのために花の冠をつくったりもします。なかには、蝶たちは「編集で書き込んだものなの?」と聞くファンもいるそうです。マイロはまた、蝶になる前の毛虫と一緒に、ポーズをとるのも好きなんです。
ジェンさんは、毛虫が食べるトウワタを、庭に植えました。マイロが蝶と一緒に撮影中でないときは、ユーチューブのチャンネルで、料理ビデオにも登場しています。
ジェンさんのユーチューブビデオは、シリーズになっています。そのなかで、犬に安全なおやつの作り方を解説しています。グラノーラ・バーやピーナッツ・バター・ドーナッツまであるんですよ。
出典:https://www.insider.com/photos-dog-friendship-butterflies-flower-garden-2020-7#jen-bennett-got-milo-two-years-ago-after-her-other-nova-scotia-duck-tolling-retriever-passed-away-1