『あなた達と帰ります!』カップルと家族になることを主張した猫は、大きな友人と永遠のお家を手に入れました。
野原で駆け回っていた小さな子猫
カリアナさんとパートナーが車を走らせていると、野原を一人ぼっちで駆け回る小さな子猫を発見しました。
停車させた車から降りると、子猫はすぐに駆け寄ってきたといいます。ふたりに追いついた子猫は足元を駆け回り、二度と離れようとはしませんでした。
小さな体はひどく汚れてやせ細り、骨と皮しかない状態の子猫を置いていくことはできず、すぐに保護とケアが必要であることを理解したカリアナさんは、そのまま子猫を車に乗せました。自分は安全だと確信した子猫は、カリアナさんの腕の中で丸まって眠ったといいます。
『フィエルダ』と名付けられた子猫
カリアナさんは、彼女と出会った場所にちなみ『フィエルダ』という名前をプレゼントしました。体をキレイにして向かった動物病院で彼女は生後6週間程度であり、ノミと耳ダニ、軽度の白癬菌の治療が必要であることがわかりました。
数週間に及ぶ治療が終わり、フィエルダの健康上に問題がなくなったとき、1歳半年上の先住猫『レオン』に紹介する時がやってきました。
兄猫『レオン』との出会い
「レオンが彼女に慣れるまでには時間がかかりましたが、フィエルダは最初からレオンを愛していました。」
と、カリアナさん。
はじめはフィエルダに警戒していたレオンですが、しつこくちょっかいを掛けてくる小さな妹を少しずつ、しかし確実に愛すようになりました。
ふたりの出会いから1年後、常に一緒に過ごす仲の良い兄妹となったフィエルダとレオン。
レオンはいつでも後をついて歩く妹に、正しい猫になるための方法を教えるため、常に寄り添いグルーミングをしたりプロレスをしたり、キャットタワーを共有したりしました。
現在も、フィエルダは頼りがいのある優しい兄に甘やかされながらVIPな生活を満喫しています。ぜひ、インスタグラムでフィエルダ、そしてレオンの愛おしい姿を共有してください!