水も食事を与えられず、骨と皮だけになった体は傷と寄生虫に蝕まれていたハスキー犬。真っ白もふもふになった姿に世界が涙しました。
離婚の腹いせに虐待され続けたハスキー犬
アメリカ・オクラホマ州の保護団体『Pet Angels Rescue(ペット・エンジェルズ・レスキュー)』は、虐待されていた一匹のハスキー犬を保護しました。
『フィン』と名付けられたハスキー犬の体は骨と皮だけになり、寄生虫や皮膚病に蝕まれていたといいます。
出典:https://www.instagram.com/p/BsooTFMBEqB/
飼い主の男性は、妻へのプレゼントとして子犬だったフィンを迎えたものの、その後すぐに離婚。
飼い主の男性が抱えた妻への怒りは、すべてフィンにぶつけられることとなったのです。
水や食事を与えないだけは飽き足らず、鎖に縛り付けるという虐待を2年もの間続けていたというのですから、フィンの苦しみや悲しみは計り知れません。
約3ヶ月で真っ白な姿に
シェルターに保護されたフィンは、献身的なケアとたっぷりの愛情を受け、着実に回復していきました。
出典:https://www.instagram.com/p/BvkC4kpBYN8/
人間の身勝手で深く傷つけられたのにも関わらず、決して人間に心を閉ざすことをしなかったフィン。
理不尽に苦しんだ期間の半分にも及ばない3ヶ月という時間で幸せそうな笑顔で駆け回る姿を見せてくれるようになったフィンの未来が、明るく幸福なものであることを世界中の人々が心から願いました。
現在、フィンは素晴らしい家族に迎えられ最高の人生を送っているといいます。フィンは幸いにも心も体も回復することが叶いましたが、なかには救助が間に合わないケースが存在するのも事実です。
このようなニュースを目に耳にするたび、どうか理不尽に傷つけられる命がひとつでも減るようにと強く祈らずにはいられませんね。