毎日玄関ポーチに訪ねてくる隣猫さんがあまりに愛くるしい…♡ロックダウンが繋いだ絆に世界中から称賛の声が寄せられています。
ロックダウンが生んだ絆
リアナ・ペクリバナスさんはロックダウンをきっかけに、17年間通りの向かいで暮らしているシニア猫『チン』と固い絆を結びました。
チンは、飼い主の元で甘やかされながら幸せに暮らしています。しかし、多くの家族猫と共に暮らすチンにとってロックダウンを言い渡された後の暮らしは少しばかり窮屈なものになりました。そのため、チンはリアナさんの自宅を第2の家とすることを決めたのです。
毎朝早くにリアナさんの自宅のポーチにやってきては、ドアが開くまでニャーニャーと鳴き続けるチン。夜になり、飼い主さんが迎えにやってくるまでリアナさんの家に留まる生活を楽しんでいたといいます。
チンの飼い主さんは、多くの家族猫から逃れて安らぎを求めにリアナさんを尋ねるチンのことを、面白いと話しているそう。飼い主さん公認の堂々たる浮気ということになりますね。(笑)
ロックダウンが解除されると…
リアナさんの自宅での時間は、チンにとってとてもVIPです。女王様のように扱われる彼女には、特別なご馳走やブラッシング、日光浴をするのに十分なスペースが提供され続けます。
そんな日々を満喫していたチンにとってロックダウン解除により、リアナさんが職場へ出勤してしまうことは不服以外の何ものでもありませんでした。
リアナさんが出勤しようとすると、チンはそれを阻止するために車まで尾行し、ドアが開くとすぐに飛び乗るようになったのです。
見かねたチンのパパに車から降ろされて連行されることもあるのだとか。(笑)また、仕事から帰宅するととても喜び、いつも門のところで出迎えてくれるそうです。
「彼女は正式にはここに住んでいませんが、彼女は自分が住んでいると思っています」
女王様チンは、リアナさんの自粛生活をとても楽しいものに変えました。そしてその逆もまた然り。ロックダウンの期間があったからこそ芽生えた友情はあまりに厄介で愛おしいものとなりました。