ペットショップのない欧米諸国では、猫や犬の保護活動が盛んに行われています。障害があろうと、年老いていようと、命の尊さにはなんら変わりがありませんね。今回ご紹介するのは、失明していた子猫ちゃん。保護されてから幸せを掴むまでの感動ストーリーです。
失明したために捨てられた子猫…待っていたのは幸せな時間
保護動物の「一時預かりさん」という存在をご存知ですか?保護した犬や猫に、永遠の家族がみつかるまでの間、自宅で愛情をかけてお世話してくれるボランティアの方々です。そんな一時預かりさんのお宅にやってきたのが、メインクーンのペッパーちゃん。
ペッパーちゃんは生後3ヶ月半の子猫ですが、失明後に捨てられてしまったようです。とってもゴージャスで美しい子猫なのに、目が見えないということだけで捨てられてしまうのは悲しいことですね。
一時預かりさんのお宅では、ノミや下痢、白癬の治療と、上部気道炎(感染症)症候群などの隔離治療をしながら、健康を取り戻してもらうとともに、たくさんの愛情を注ぎ視力のない人生にむけてのサポートが行われようとしています。
そしてその一週間後、隔離治療が終了したことが報告されました!ペッパーちゃんは長時間、一人きりでお風呂場に隔離されていたため、常に寂しさから鳴いていたそうです。その間、一時預かりさんも身を引き裂かれるような思いで辛い思いをしていたことが綴られています。
普通の子猫として人間と一緒に遊んだり、好きな場所で寝たり。自由に家の中を歩き回ったりしていることが報告されると、たくさんの人から祝福されましたよ!
このあと、ペッパーちゃんは登録されているFFLレスキューネットワーク(Friends for Life Rescue)でお披露目され、永遠の家族を探すことになりました。登録前からすでに問い合わせもあり、ペッパーちゃんの里親さんはすぐにみつかるでしょう。
現に今現在、FFLレスキューネットワークのサイトにペッパーちゃんは載っていません。新しい家族のもとで、幸せに暮らしているようで嬉しいですね。ペッパーちゃんを保護した団体、一時預かりさん、治療に携わった獣医さんなどたくさんの人が1つの命を繋いでいるのはとても素晴らしいことではないでしょうか。
この投稿を見た人たちのコメント
・「彼女は美しい!!!」
・「彼女を愛さずにはいられない♡」
・「かわいい子猫ちゃん♡」
・「ペッパーはなんて美しいの!」
・「なんてこと!あの顔、大好き♡♡」