ひとりぼっちで保護された美しいブルーの子猫『フェリックス』は、大家族の一員として幸せを掴みました。友情、愛情は年齢や種族を簡単に超えていくことを証明しています。
ブルーの美しい子猫『フェリックス』
カナダ・ケベック州を拠点に猫の保護活動を行う『Un Chat à la fois (One Cat at a Time)』は、救助を必要としている小さな子猫について連絡を受けました。年齢の割に小さなブルーの子猫は、決して良い状態ではなく、お腹にたくさんの寄生虫がいたそうです。
そこで彼のケアに名乗り出たのが、ボランティアとして活動するメグさんでした。
動物大家族の元へ
メグさんは、犬や猫、ネズミ、ニワトリ…と、たくさんの動物たちと暮らしています。『フェリックス』と名付けられた小さなブルーの子猫に出会う数ヵ月前、愛犬のチャッキーが虹の橋を渡りました。チャッキーの親友であったキャスパーはひどく心を痛めていたといいます。
そしてフェリックスの健康状態が良くなってきたころ、多くの動物たちが暮らすメグさんの家庭へ一歩踏み入れた瞬間から個性を輝かせはじめました。
親友を失い悲しみに暮れていたキャスパーにとって、フェリックスが新たな親友となることに気づくまでにそう時間はかかりませんでした。2匹は出会ってすぐに寄り添い、遊び、ベッドを共有したといいます。
遊び盛りのフェリックスは、キャスパーのしっぽを追いかけて格闘したり、耳をかじったりして遊ぶようになりました。
キャスパーはフェリックスが大好きで、彼がしたいことは何でもさせてあげています
と、メグさん。彼らの間に友情、愛情が芽生えていることは一目瞭然でした。
フェリックスは家族の一員に
フェリックスを受け入れたのは、キャスパーだけではありません。先住猫たちも迷わずフェリックスを抱きしめ、素晴らしい猫として生きるためのルールを教えてくれました。特に猫のランティは、フェリックスの師となり、彼の成長を常にサポートしているといいます。
犬のガンナーは、フェリックスと毛布を共有するのが大好きです。
そして、大家族の愛に触れたフェリックスが正式に家族の一員になる日がきました。
フェリックスは正式に里親に養子に出されました。誰もが初日から彼が家族の一員であることは分かっていました。
メグさんの大家族がフェリックスの永遠のお家となったのです。
たくさんの兄、姉たちの愛を受けながら自由にVIPな生活を満喫しているフェリックス。彼は、先住の動物たちの意思によって迎え入れられたといっても過言ではないでしょう。
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