前足がない状態で生まれた子犬『ハロ』安楽死から救ってくれた家族の元で人々に勇気を与え続ける
感動
祖父の自宅で生まれたグレートピレニーズの子犬たち。そのうち一匹は前足がない状態で安楽死を示唆されました。『彼女はただ前足が成長しなかっただけ』子犬は暖かい家族に救助され強く逞しく美しいレディへと成長しました。
前足のないグレートピレニーズの子犬
Oh. My. Heart. Here is what we know- A man posted that his grandfather’s Great Pyrenees had puppies and one of them, the runt, was born without front paws. They are outdoor dogs and this little girl wasn’t able to move around and was getting covered in ants. We are thankful he scooped her up and saved her from the suggested euthanasia, but she has been sitting alone in a box for a week now, and she is only four weeks old. 😞Tomorrow. 😫 She was super stinky, so we did a quick sponge bath in the Walmart parking lot and are on our way home now. She’s absolutely precious and other then the obviously sore and raw looking front legs, she seems ok. We’ll call one of the vets first thing in the morning to start a game plan, but for right now what this baby needs is love. She’s been taken from Momma way too soon, and is so so very young. Thank you to everyone that played a part in getting her to us. Obviously, you all know, there was no way I could ever turn down a baby Pyrenees. Welcome to the family my tiny little friend. You are loved beyond measure already. Can’t wait to tell you all about the big white Angel, just like you, who undoubtedly had a paw in sending you to me. ❤️ You can read about her Angel on our website- www.safeinaustin.org
Safe In Austin Rescue Ranch(@safeinaustinrescue)がシェアした投稿 –
テキサス州オースティンにある『Safe In Austin Rescue Ranch』の創設者ジェイミーさんは、祖父から『前足のない子犬』について連絡を受けたことをSNSに投稿しました。
祖父の自宅で生まれたグレートピレニーズの子犬のうち、一匹が前足がない状態で生まれたこと。そして安楽死を示唆されたところを保護したというものでした。
ジェイミーさんは他の子犬たちと違い、歩き回ることができず段ボールの中で蟻まみれになり酷く汚れた状態だった子犬を迷わず迎え入れることを申し出ました。
ただほんの少し違うだけ
ジェイミーさんは、子犬を自宅へと迎え入れ初めてのシャワーを行いました。
そして翌日には動物病院を受診したことを報告。
レントゲンは良好でした!後ろ足は弱くて未発達だけど、ちゃんとまとまっています!前足は手首の関節から何も生えてこなかった以外は大丈夫です
他の子犬たちと『ほんの少しだけ』違いがあるだけ。
まるでそう言うかのように明るく前向きにそう語ったジェイミーさん。もちろん感染症や足先の炎症、痛みの改善、義足…問題は山積みでした。しかし、毎日を必死で生きる子犬の未来は必ず明るいものになると信じていたのです。
懸命なケアによって歩きだした『ハロ』
『ハロ』そう名付けられた子犬はジェイミーさんやそのパートナー、そして獣医チームの懸命なサポートにより少しずつ歩きはじめたのです。長時間は難しいものの、それでも笑顔で動き回るハロの姿に多くの人々が歓喜しました。
そして陽気な甘えん坊に成長したハロは誰よりも自身が愛らしいことを理解していました。小さな足でぴょこぴょこ跳ねながら、ジェイミーさんを呼ぶこともできるようになったのです。
ジェイミーさんは、獣医師にアドバイスをもらいながら試行錯誤を繰り返しハロとリハビリに励み、彼女の歩みが進化する度に心から喜び、一番近くで支え続けました。
パートナーはミニブタの『マイキー』
『Safe In Austin Rescue Ranch』には猫や犬はもちろん牛、馬、オウム、ニワトリ、山羊、うさぎ、カメ、ブタ…と多くの動物たちが暮らしています。
ハロも種族関係なく様々な動物たちと共に過ごしていましたが、同時期に育児放棄によって保護されていたミニブタの『マイキー』への愛は特別なものだったといいます。それはマイキーにとっても同じでした。
ほぼ同じ月齢で半年以上を共に支え合いながら暮らしていたハロとマイキーは、ハロの手術とリハビリの間は離れて暮らさなければなりませんでした。しかし、数ヶ月前ふたりが再会したことをジェイミーさんは報告されています。
多くの困難を乗り越えてきたハロの現在
前足の再建手術、稼働しない後ろ足の切断、義足、リハビリ…ハロがこれまで歩んできた人生は決して楽なものではありませんでした。
しかしハロは強く逞しく美しく…そしてとても幸せに毎日を過ごしています。最近ではハロが人々の心を勇気づけ、支えることさえあるほどです。
『一般的ではない』から『幸せになれない』なんてことはないのだと、ハロは世界に証明してみせました。
彼女が踏み出す一歩一歩は、これからも多くの未来を照らすことでしょう。
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