保護されたお家で人生を共にすることとなる親友と出会った2匹の子猫。彼女たちは永遠に共にいることを主張しました。
生死を闘いきったルーシー姫
兄弟のなかでたった1匹だけ生き残った子猫は、カナダのオンタリオ州にある保護団体『タイニー・バット・マイティ』に保護されました。
小さなお姫様は『ルーシー』と名づけられました。ルーシーは哺乳瓶でミルクを飲むことに苦労しましたが、抱っこが大好きな女の子に成長していきます。
自分と同じくらいの大きさのうさぎのぬいぐるみを与えたら、とても気に入ってくれました
と、メリッサさんは語ります。
冒険に出かけたルーシー姫
ルーシーが生後4週になった頃、メリッサさんは新しい保護猫を連れて帰りました。小さな王子様は『ルーク』と名づけられ、必要なケアを経てからルーシーに紹介する予定だったのです。
しかし、隣の部屋から聞こえる新たな友人の鳴き声がどうしても気になるルーシーはその時を待てませんでした。
鳴き声の持ち主を捜すため、ルーシー姫は冒険をスタートしました。
ルーク王子との出会い
ルーシーがルークを見つけだした瞬間、2匹の孤児の子猫はすぐに心を通わせ親友になりました。
私がルーシーの部屋から出ようとした瞬間、彼女は新たな友人との出会いを求めてルークのいる部屋に向かって走って行きました。彼女は自分と同じ大きさの子猫を見てとても興奮していました。彼らはすぐに遊び始めました
2匹の子猫たちは食事も遊びもすべてを共にし、眠る時は腕を組んで包みあうように抱き合います。
固い絆で結ばれたルーシー姫とルーク王子は、共に永遠のお家へ巣立つことを望んでいました。
誰もこの小さな姫と王子を引き離すことはできませんでした。ルーシーとルークは、共に永遠のお城に迎えられ先住猫と先住犬と共に幸せに暮らしています。