車の行き交う危険な舗道から救助された子猫は『3匹の兄弟』と出会いました。お互いを求めあい寄り添うことで幸せをつかみます。
危ない!間一髪で子猫をレスキュー
親切な女性が目にしたのは、車が激しく行き交う道路を渡ろうとしている小さな子猫でした。彼女はすぐに車を降り、轢かれそうになっていた子猫を抱きあげその場所から救出したのです。
子猫を家に連れて帰った女性は適切なケアを受けさせるため、助けを求めたところ『AnimalLuvr’s Dream Rescue』の里親ボランティアであるナディアさんがすぐに引き取りを申し出ました。
子猫は最初の夜鳴き続けました。彼女は失ったお母さんと兄弟を探していたのでその姿は荒れたものでした。撫でようとしたり、抱き上げようとしたりするたびに、彼女は私に小さなヒスを与えました
『ダービー』と名づけられた子猫は、危険な環境で暮らしていたからかその小さな体は震え、ノミに覆われていましたが、ナディアさんが根気よく撫でたり抱っこをしたりすることで少しずつ、でも確実にその心地よさを知り、心を開いていきました。保護からわずか数日で元気を取り戻し、個性を発揮するようになったのです。
彼女は小さくちょうど1ポンド(約450g)ほどでしたが、非常に愛らしく人々の注意を引く声を持っています。遊び好きで生意気でとても要求が厳しい。彼女の小さな体には大きすぎるほどの個性を持っています
と、ナディアさんは語ります。
保護された子猫トリオ
ナディアさんは寂しがり屋のダービーに、彼女よりも数週間程前に救出された3匹の兄弟『マンゴー』『ココナッツ』『レモン』を紹介することにしました。
子猫たちは出会った瞬間家族になりました。3匹の兄弟たちはダービーを腕の下に招き入れ抱きしめたのでした。
彼らは絶対にダービーを愛していて、常に彼女に寄り添ってグルーミングしています
と、ナディヤさん。
ちいさな家族たちの歩み
シャイで怖がりなレモンは、ダービーがナディアさんを溺愛する姿を見て『人間はそんなに悪い存在でもない』ことを学んだといいます。
仲良しペアのマンゴーとココナッツもダービーをとても大切にしています。お昼寝するときは必ず彼女を抱きしめ、愛のシャワーを浴びせるのです。
ダービーは毎日を楽しく過ごし、甘い生活を楽しんでいます。近い将来には永遠の家が見つかるでしょう。