納屋で発見された瀕死状態の子猫は、人々の子猫を助けたいと思う気持ちに応えるかのように闘い抜き幸せを手にしました。
助けを求めた小さな命
インディアナ州に住む親切な女性が、納屋のセメント袋の片隅で鳴いている子猫を発見しました。子猫は生後数週間程の大きさしかありませんでした。
母猫が帰って来る可能性を信じ、寒くない様に暖かい藁の上にそっと子猫を置いて辛抱強く待ちましたが、母猫が現れることはありませんでした。親切な女性は子猫を家に連れ帰り世話をすることにしました。
小さく痩せ細った子猫は24時間体制での授乳を必要としていましたが、哺乳瓶でミルクを飲ませることは経験のない人にとって非常に困難でした。そこで、地元の猫救済団体である『Catsnip Etc』に助けを求めたのです。
小さな体に大きな闘志を秘めた『クリケット』
私たちが子猫を保護した時は、少し脱水症状を起こしておりノミにまみれていました。子猫用のミルクを飲ませてノミを取り除く作業は永遠のように思えるほどでした
と、Catsnip Etcのミッシー・マクニールさんは語っています。子猫は『クリケット』と名付けられました。
きれいになったクリケットはまるで母猫に寄り添うかのように柔らかく暖かい毛布に包まれながら眠りにつきました。数日ほどでクリケットは体重が2倍になり元気になりました。よく食べて毎日たくさんの事を学んでいます。
クリケットは小さいかもしれませんが彼女は強靭な闘争心を持っています
と、ミッシーさんは語ります。
彼女の必要とするすべてのものを提供する献身的な里親さんがいることで、愛に浸り個性豊かでゴージャスな子猫へと成長を遂げています。冷たい納屋から引っ越し、暖かい幸せな生活を楽しんでいます。