住宅の床下で発見された子猫には、耳が4つもありました。片目を失い、後ろ足も正常に機能しない状態ですが、この猫にほれ込んだ心優しい女性の家に引き取られて、新しい生活のスタートを切りました。
床下で障がいのある子猫を発見
フランキーはすごい猫です。なぜって、4つも耳があって片方しか目がない状態で、しっかり生き残ってきたんですから。フランキーにとって猫人生は生易しいものではありませんでしたが、いつも明るい面を見て前向きに生きてきたのです。
フランキーの飼い主ジョージー・アンダーソンさんによると、フランキーは郊外の住宅の床下で、もう1匹の兄弟と一緒のところを発見されました。その家の人が2匹を保護シェルターにつれていったのです。
フランキーはほかの猫とは違う姿で生まれてきました。生まれつき両目はありましたが、片目に損傷があったため手術で取り除かざるを得ませんでした。
後ろ足にもいくつかの問題があって、よろよろ歩きになります。歯科治療は受けましたが、ジョージーさんは今、フランキーの膝の治療のためにお金を貯めているところです。
ジョージーさんは実は保護シェルターで働いていて、フランキーの一時預かりを依頼されたのですが、すぐにこの猫にぞっこん惚れこんでしまい自分で飼うことにしたのだそうです。
やんちゃ猫は家族の人気者に
彼女によると、この猫は聴力が弱く夜間の視力も不十分で、餌を食べるのも大変なようすだそうです。
それでもフランキーは楽しく過ごしています。隠れた場所をみつけて居眠りするのが好きだし、同居猫たちにちょっかいを出したり一緒に遊んだりするのもお気に入りなのです。
このやんちゃ猫は、犬をからかうのも好きなんですよ。
周りの人や動物にちょっかいを出すのが大好きなフランキーですが、だれも怒ったりしません。だってかわいい猫なんですから。
障がいがあっても、ありのままの自分を愛してくれる家族にかこまれて、いまフランキーは幸せいっぱいなんです。
フランキーのかわいらしい写真を、ぜひご覧ください。