車の行き交う道路脇にうずくまっていた子猫を救出。しっぽの一部を切断するため手術を受けますが幸せを掴みました。
厳しい寒さの中ひちりぼっちの子猫
東ヨーロッパにあるベラルーシ共和国に住む男性『スラヴァ』さんが寒い雪の日に車を運転していたところ、道路脇に凍った毛玉のようなものを発見しました。行き交う車は通り過ぎて行き誰も止まろうとしませんでした。彼は猫を助けなければと考え車を停めて手を差し伸べました。
私はそれが動物で、この天気で凍っているに違いないと思った
スラヴァさんの車が突然停まったことに子猫は驚き木の上に登ろうとしました。道路の反対側に車を停車させて雪の中でうずくまっている子猫のところまで歩いていきました。
とても寒かったのでタオルでくるんで車に連れて帰りました。彼女のコートについた霜を取り除くために暖房をフル稼働させた
と、スラヴァさんは発見当時の状況を語ります。
子猫は『ニカ』と名付けられました
スラヴァさんは子猫を彼の父親の家に連れて行き暖かいベッドを用意しました。子猫は暖かくて安全なベットの上で嵐のようにヒスを鳴らし彼らの手に顔をこすりつけお礼を言っているようでした。
子猫は数本の木がある畑で迷子になり大雪のために出口が見つからず動く気力も体力も失っていたのだと思います
と、スラヴァさんは言いました。
獣医さんに連れて行き診察を受けると、この可愛い子猫は約生後6ヵ月で彼女の尻尾は凍傷がひどく切断しなければならないと診断され手術を受けることになりました。
彼女は私たちが助けようとしていることを知っていました。彼女は我慢強く可愛かったです
2週間後、ニカは回復し元気になり彼女は個性を開花させました。
彼女は遊んだり走ったりするのが好きな活発な猫です
と、スラヴァさん。
可愛いフワフワの女の子は愛情の溢れるお家で幸せに暮らしていてるそうです。