散歩途中でワニに遭遇した子犬「あわや」のところでシニア男性がとっさのレスキュー!

驚き

ワニに襲われた愛犬を助けるため、あごを素手でつかみ、その隙間から愛犬を脱出させた74歳の男性が話題です。両手に負傷しましたがワニを恨む気持ちはなく、今後も自然環境と共生していきたいと彼はいいます。

タフガイはほかにもいる

故スティーブ・アーウィン出演のドキュメンタリー「クロコダイル・ハンター」は、かつて人気を集めたTV番組です。紹介される野生動物は魅力的だし、彼のカリスマ性もすばらしいのですが、それだけではありません。いつも命の危険を顧みずに、意地悪で恐ろしいワニに立ち向かっていく彼の姿も人気の理由でした。彼はタフガイなので、決してワニに傷つけられることはありません。

実は、彼のように恐れを知らない人々が、ほかにもいることがわかりました。米国フロリダ州に住む男性は、ワニに襲われた愛犬を救うために、みずからワニに立ち向かっていったのです。その一部始終を、野生動物を記録するために設置されたカメラがとらえていました。

出典:https://www.boredpanda.com/florida-man-wrestles-alligator-save-puppy/

74歳の男性がワニから愛犬を救うため、池の中に飛び込んでいきました。その勇気に、ネット民は賞賛の声をあげています。

散歩中に、突然ワニが出現

こちらがその男性、フロリダ州エステロに住むリチャード・ウィルバンクさん(74歳)です。彼が生後3か月の愛犬ガナーと自宅の裏にある池のまわりを散歩していたとき、突然若いワニが池の中から跳び出し、ガナーをくわえて、水中へと引きずっていきました。

「ちょうど池のまわりを歩いていた時です。まるでミサイルのように、水面からワニが突然跳び出してきました。ワニがこんなに素早く動けるなんて、まったく考えてもみませんでしたよ」

と、ウィルバンクさんはCNNのインタビューに答えています。

愛犬がワニにくわえられて水中にひきずりこまれるのを見た彼はアドレナリンが体中に満ち溢れた状態になり、後先も考えずに池に飛び込みワニと格闘しました。

出典:https://www.boredpanda.com/florida-man-wrestles-alligator-save-puppy/

ちょうど池のまわりを愛犬と歩いていた時です。まるでミサイルのように、水面からワニが突然跳び出してきました。

出典:https://www.boredpanda.com/florida-man-wrestles-alligator-save-puppy/

愛犬がワニにくわえられて水中にひきずりこまれるのを見た彼は、カーっとなって思わず池に飛び込み、子犬を助けようとしました。

ワニを捕まえ、素手で口を無理やり開く

さて、このワニは60センチほどの大きさだったので、捕まえること自体は難しくはありません。野生動物の世界では、その倍の大きさのワニが危険だとされているのです。でもこのワニのあごを開けるのは、大変でした。

彼はワニをつかんで陸に上げ、口の中に手を入れて無理やり開きました。わずかにガナーが逃げ出せる隙間ができ、子犬は無事に脱出しました。骨折はしたものの、子犬の傷は大したことはありませんでした。でもウィルバンクさんは、両手全体を噛まれてしまったのです。

この場面が、フロリダ野生動物連合とfSTOP基金の協働により設置された「野生動物カメラ」で撮影されていました。もともとは「環境共生」キャンペーンのために、野生動物の姿をビデオに録るのが目的でした。両団体は野生動物を尊重し、人間と共存することを呼びかけているのです。

出典:https://www.boredpanda.com/florida-man-wrestles-alligator-save-puppy/

彼はワニをつかんで陸に上げ、口の中に手を入れて無理やり開いたので、ガナーは脱出することができました。

出典:https://www.boredpanda.com/florida-man-wrestles-alligator-save-puppy/

ワニをつかまえるのは簡単でしたが、口を開かせるのは容易ではありませんでした。

自然環境との共生が重要

「ここでは、人間は野生動物と共生しています。人間は野生動物の存在を許容するだけではなく、同じ環境の中で、ともに繁栄していくことが大切なのです」

とメレディス・バッドさん(フロリダ野生動物連合)はいいます。

この恐ろしい体験があっても、ウィルバンクさんは同連合のキャンペーン活動を評価し、ワニをどこかへ移送したり抹殺したりはしないでほしいと語っています。だって、ワニは地域の自然の一部であり日常生活の一部でもあるからです。いまや愛犬の散歩のときには必ずリードでつなぎ、池のふちから最低でも3メートルは離れて歩くそうです。

ビデオは見た!男性が愛犬をワニから引き離そうと格闘

フロリダ野生動物連合とfSTOP基金は、撮影したビデオを公開しました。

動画の内容

「子犬が泣き叫ぶ音声はあまりに悲惨なので、映像では流しません。ウィルバンクさんはワニの口を手でひらいて、愛犬ガナーが逃げられるだけの隙間を作りました。ガナーは無事でした。このビデオは、フロリダ野生動物連合とfSTOP基金の協働により撮影されました。本来シカやヤマネコなどの野生動物を撮影するはずでしたが、この場面を偶然カメラがとらえたのです。連合では、この地域には野生動物が生息していることを人々に理解してほしいと話しています。ときに人間と野生動物との間に、今回のような衝突が起こります。被害者の妻は『この土地が野生動物の生息する場所だということは理解しています。人間は一部を利用させてもらっているだけなのです。自然を楽しむのはいいのですが、野生動物に近づきすぎてはいけませんね』と話します。子犬ガナーは水辺に近づくのを少し恐れるようになりました。ウィルバンクさんもこの経験から、いつも注意を払わなければいけないと学びました」

たちまちネット上で人気に

フロリダ野生動物連合とfSTOP基金は、撮影したビデオをインターネットに投稿しました。たちまち大反響を呼び、繰り返し引用されて、40万人以上の人々がこの場面を目撃したのです。

彼の勇敢な行動には、賞賛の声が寄せられています。「典型的なタフガイだ。子犬を救っただけでなく、その間ずっと口にくわえたたばこを離さなかったんだから」という指摘もありました。たしかに、格闘の最中にも口元のたばこが写っていますね。

出典:https://www.boredpanda.com/florida-man-wrestles-alligator-save-puppy/

ネット民は彼の勇敢な行為を褒めたたえ、今までステレオタイプ化されていた「フロリダ・マン」という呼び方に、新しい意味づけをもたらしたと評価しています。

出典:https://www.boredpanda.com/florida-man-wrestles-alligator-save-puppy/

いまや、愛犬の散歩のときには必ずリードでつなぎ、池のふちから最低でも3メートルは離れて一緒に歩くそうです。

あなたはこの話をどう思いますか。捕食動物に襲われそうになったペットを救出した経験はありますか。

この投稿を見た人のコメント

「同郷人としては、男性がそのあとワニを捕まえて食べてしまわなかったのが、残念だね。よい話になったのに」
「小さなワニで幸いだったね」
「もしうちの愛犬が同じ目にあったら、今頃そのワニは剥製になって我が家の壁に飾られてるよ」
「そのあと、この男性がワニ革の靴をはいているのを見かけました」
「フロリダでは、こういうのは日常茶飯事さ」

出典:https://www.boredpanda.com/florida-man-wrestles-alligator-save-puppy/

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