「目を細めた顔」の『子犬』そのチャーミングな魅力で「野良」から一転、幸せな生活へ歩き出す!

感動

まるで常に目を細めているように見える子犬が保護されました。盲目ですが人懐っこくて意思が強く、ユニークな表情が人々を虜にします。いま子犬は新天地アメリカで幸せな「犬人生」を切り拓こうとしています。

出典:https://www.goanimals.co/stray-puppy-born-with-permanent-squint/

獣医の玄関前に子犬が

犬の中には、ちょっと見ただけでほかとは違っているとわかる子がいます。今回ご紹介する野良の子犬は生まれつき目を細めているような顔つきなのですが、そのために周りの人々の心を強くつかんでしまうのです。

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中央アメリカのアンティグアで生まれたこの子犬は、町をうろついているところをだれかに発見され、動物病院の玄関前に連れていかれました。段ボール箱に入れられてそこに放置されたのですが、獣医がドアを開けて子犬を見つけた瞬間、このユニークな子犬の魅力に取りつかれてしまいました。おでこにしわが寄っていて、まるでずっと目を細めているかのように見えるのです。

盲目の子犬の名は「フェイス」

獣医はさっそく地元の動物保護団体「アンティグアの犬猫」に連絡し、子犬を引き取ってもらいました。子犬はフェイスと名付けられましたが、この子には瞳がなくて盲目の状態であることがわかりました。

出典:https://www.goanimals.co/stray-puppy-born-with-permanent-squint/

この地域で、フェイスのような子犬が生存できるチャンスはほとんどありません。そもそもペットの引き取り手が少ないうえに、野良犬保護のための資金もわずかなので、たいていは安楽死させられてしまいます。にもかかわらず、団体で働く熱意ある人々はフェイスを引き取り、粘り強く市当局にかけあって、治療のためにアメリカへ渡る許可まで勝ち得たのです。

強い意志と人懐っこい性格

出典:https://www.goanimals.co/stray-puppy-born-with-permanent-squint/

フェイスはいまや回復への道をたどり始めています。アメリカに飛んで、一時預かりをするヴェネツィアさんのもとにいます。彼女はフェイスが何でも自分でやろうとする強い意志を持っているのに驚いたそうです。

フェイスは嗅覚と聴覚だけで、彼女の家の中を自由に動き回れるようになりました。何かにぶつかったりしても、へこたれずに何度も繰り返しやってみます。チャレンジ精神旺盛な子犬なのです。

ヴェネツィアさんによると、フェイスはとてもフレンドリーで人間のそばにいるのが大好きなんだそうです。彼女の膝に載るのがお気に入りで、別の部屋で彼女が誰かと話していると、いつでも真っ先に駆け寄ってきます。

病院での検査がすべて良い結果だったので、すぐに引き取り手を探し始めることになりそうです。フェイスによい家族が見つかって、幸せな生活をスタートできるといいですね。

出典:https://www.goanimals.co/stray-puppy-born-with-permanent-squint/

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Comment

  1. ハマミ

    命はどんな生き物にも平等に神は与えている。フェイスは堂々と生きていってほしいです。