先天性欠損症で「前足のない子犬」のために12歳の少年はレゴブロックで車椅子を作りました

感動

障害を持って生まれたことで捨てられた子犬。闘い続けることで幸せを掴みます。

前足がなくったって人生は歩ける


グレイシー』という名前の子犬は先天性欠損症で生まれ、前足を2本とも失いました。家族は彼女の障害に対処することが不可能と判断し、悲しいことに容赦なく彼女を路上に捨てることを選んだのでした。

グレイシーは発見されて動物病院に連れて行かれ診察を受けたところ、彼女は目の周りに毛がなく、ウジが彼女のいたるところを這っていたのでした。状態は最悪でしたがグレイシーはあきらめることを拒否し闘うことを誓いました。

獣医はグレーシーをジョージア州ケネソーにあるレスキュー・グループに助けを求めたところ、ボランティアの『ターリー家族』はすぐに手を差し伸べました。

しかし、彼女の前肢がないために脊椎や胸部に大きなストレスがかかっていたのでした。運動能力や寿命に大きな懸念があり、グレイシーが年を取るにつれて身体的な問題が生じる可能性があることを心配していました。子犬の数年の成長は大きいことはわかっていたので、彼女のために早急に対処する必要がありました。

最高のアイデア!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=4f8Qz-6nH4g&feature=emb_title

シェルターのボランティアの1人である12歳の少年ディラン』くんは、レゴブロックを組み立てる知識が豊富なのでグレイシーがより自由に歩けるようにするための車椅子を作ることを任せました。ディランくんは喜んで協力し、その場しのぎですが車椅子を作ったのです。

グレイシーが車輪に乗りこなすようになるまで数週間かかりましたが、彼女は新しいサポートと可動性を喜んでいるようでした。レゴブロックで作られていたにもかかわらず、この車椅子はグレイシーにぴったりで、胸と背骨の部分に必要な保護を提供してくれたのでした。

グレイシーは生涯を通じてレゴの車椅子を愛用しました。レゴブロックは彼女の成長に合わせて変化させ驚くほどに便利であることが証明されました。彼女が成長しサイズが大きくなるにつれて、レゴフレームと車輪も大きくなっていきました

グレイシーは大きく成長し犬用の車椅子が使えるようになりました。それはターニー家族とディランくんの愛情があったからです。生活をしていく中で多くの課題を克服しました。力と努力を組み合わせることで彼女は繁栄し “アメージング・グレイシー “という愛称で親しまれているそうです。

こんな記事も読まれています

【ツンデレ爺さん】「猫なんて欲しくない」と言ってたお爺ちゃん。子猫を手の中に納めた瞬間この表情

牙を剥き出しにして威嚇する小型犬を保護。人の温もりで変化が訪れる