【間一髪!奇跡のレスキュー】ゴミ袋に入れられて棄てられた『猫』ゴミ処理場から生還

感動

ロシアのゴミ処理場で、ベルトコンベアに流れてくる奇妙な袋を発見した作業員。中をあけてみると、なんと生きた猫が入っていました。袋はあと1メートル先で破砕されるところでしたが、間一髪の救出劇になりました。

袋の中に生きた猫が!

「猫を袋から出す」ということわざは、うっかり秘密を洩らすという意味ですが、今回の話を聞いたら、違う意味に受け取るかもしれませんね。12月21日ロシアのウリヤノフスクにあるゴミ処理場でまさに文字通り、袋に入った猫が見つかったんです。

かわいそうな猫は幸いにも救出されて、9つの命のうち1つを使い果たしただけですみました。それにしても危ないところでした。ベルトコンベアで運ばれて、破砕機まであとわずか1メートルのところだったのです。

出典:https://www.boredpanda.com/cat-thrown-out-trash-bag-saved-ulyanovsk-russia/?utm_source=google&utm_medium=organic&utm_campaign=organic

ミハイル・トゥカシさんが、それと知らずに猫を救出した作業員です。

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作業員たちはベルトコンベアで運ばれてくるすべての袋を切り開けて、金属がないかをチェックする仕事をしています。彼がその袋をつかんだ時、中にいた猫は身動きもせず鳴き声もたてなかったので、まさか動物が入っているとは思ってもみませんでした。袋を切るとき、彼のナイフが猫を傷つけなかったのも幸運でした。たぶん残った8つのうちさらにもう1つの命も、ここで使ってしまったのかもしれませんね。

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袋の中を覗いてみると、なんときれいな猫の眼が自分を見つめているではありませんか。取り出してみると、美しい白黒ブチの猫なのでした。

飼い猫だったのになぜ?

彼は信じられずに首を振り、周りの人々にこのことを告げます。みんなは驚いてベルトコンベアを止めショック状態でした。

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猫は栄養状態も良く、きちんと世話をされている様子なので、きっと野良ではなく飼い猫でしょう。

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すぐに動物病院へ連れていき、猫を検査をしましたが、ケガなどはなく、なぜ飼い主がゴミとして棄てたのかは不明です。

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こちらがその場面を記録したビデオです

猫を副大臣に任命

ゴミ処理施設の管理者やウリヤノフスク政府関係者は、クリスマスを前にしたこの救出劇にたいへん満足し、ミハイルさんに特別ボーナスを与えることにしました。

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ミハイルさん自身も2匹の猫を飼っているそうです。そして助けられたブチ猫は、地区の環境大臣を務めるグリナラ・ラクマトゥリナさんに任命されて、副大臣として動物保護部門の職務を担うことになりました。いま、この猫の新しい名前を募集中で、まもなく新しい任務にもつくとのことです。

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ウリヤノフスクでは同様の事例が増えています。

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アルビノ(白皮症)のアフリカン・ピグミー・ハリネズミが同じように救出され『ヴェズンカ』と名付けられました。

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このゴミ処理工場では、いくつかの動物たちが同じような目にあっています。つい最近は2頭のアカミミガメが同じように救出されました。こうした動物の廃棄が増えているのには作業員も当局も戸惑っています。

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幸い、間一髪で動物たちを救出し、その庇護のもとに置いてくれる個人や組織があるのはせめてもの救いです。

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