【涙腺崩壊】無力な「子犬」を守るため、12歳の少年はシェルターに愛犬を置き去る

感動

心優しい少年は、彼のお父さんから虐待を受けていた愛犬を守るため、悲しい選択をし、シェルターに置き去り助けを求めました。

思いやる気持ちが最優先

出典:https://www.facebook.com/page/275641312897398/search?q=Rene

メキシコ・ミチョアカンにあるレスキュー・グループ『Refugio Xollin』の玄関先でダンボール箱に入れられたピットブルの子犬が置き去りにされていました。

ダンボール箱の中には、子犬を玄関先に放置した理由を説明するメモが入っていたのです。

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誰かがこの犬をシェルターのドアの前に置き去りにして、箱の中にぬいぐるみとメモが入っていました。そのメモは子供が書いたもので、父親がいつもこの犬を殴っていて、売ろうとしていたと説明していました。そんな絶望状態の中、彼を救うために犬をここに置き去りにしたのです

と、レスキュー・グループはフェイスブックに投稿。

メモから子犬を外に置いていったのは『アンドレス』という12歳の少年でした。彼は子犬をとても愛していましたが、少年の家での生活は子犬にとって安全ではない状況にあることがわかったのです。

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少年の父親は子犬に暴力を振るって虐待をしていたようで、少年と彼の母親は父親から子犬を守るために、手放すことが彼にとってより良い生活を送るための、唯一の方法だと考え決めたようでした。

アンドレスくんの勇敢な行動

出典:https://woofwoof.tv/brave-boy-leaves-his-helpless-puppy-at-a-shelter-with-a-note-so-his-dad-cant-beat-it-anymore/

アンドレスのメモにはこう書かれていました。

私の名前はアンドレス12歳、私の母と私はあなたの手に私の犬を残すことを決めた、父は彼を販売しようと考えているので、私の父から子犬を隠しています。しかし彼は虐待し彼を蹴る。ある日、尻尾を痛めてしまうほど強く蹴られました。助けてあげて、面倒を見てあげてほしいです。僕のことを忘れないようにぬいぐるみを置いていきます

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アンドレスくんが負った心の傷は、このメモから痛々しいほどに伝わってきます。彼がどれだけ子犬を愛していたかは明らかで、シェルターのスタッフたちは彼の言葉に深く心を動かされました。

この悲惨なメモはスタッフたちを震撼させ、フェイスブックで少年と子犬の出来事をシェアすることに。世界中の人々が手を差し伸べ、子犬を手放した少年を称賛する声が寄せられています。

子犬は『ルネ』と名付けられました

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ルネは獣医の診察を受け、尻尾に軽い骨折と感染症を患っていたものの、幸いなことにルネはすぐに元気を取り戻したのです。スタッフたちが適切な治療と適切な生活を与えてくれています。

ルネの話がFacebookで共有された後、養子縁組の依頼が殺到したので、彼が永遠のお家が見つかるのは時間の問題でしょう。

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アンドレスくんは子犬を失う辛さより彼の幸福を願う気持ちが強く、勇気ある決断をしました。そもそも彼がこのような状況に置かれたことは恐ろしく残酷なことですが、アンドレスくんの勇気ある決断のお陰で、ルネは恐怖の中で生きる必要はなくなったのです。

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