シェルターで出会った先天的欠陥で「前足が短い子猫」野良猫から幸せへ1歩踏み出す!

感動

シェルターで見つけた前足の短い子猫は、困難を乗り越え幸せの花を咲かせます。

先天性疾患を持つ子猫の人生

出典:https://www.instagram.com/kittyboyandfriends/

ロサンゼルスにある『Boomers Buddies Rescue』の理事である『グレース・チョイ』さんは、先天的な欠陥を持つ猫をシェルターのビデオを目にしました。
ジョーイ』という名前の猫は、ゲージの隅で必死に顔を隠そうとしていて、怖くて固まっていたのでした。

出典:https://www.instagram.com/kittyboyandfriends/

私たちはただ、彼を助けなければならないと思いました。次の日、私は彼を拾うためにシェルターに行きました

と、グレースさんは語った。

グレースさんは「この猫は野良猫であり、室内飼いの猫になることは不可能だろう」と言われましたが連れ帰ることにしたのです。グレースさんはその恐怖に満ちた目の裏には幸せへの願望が宿っていると直感したのでした。

愛されることで新しい自分を見つける

出典:https://www.instagram.com/kittyboyandfriends/

私が彼を家に連れて帰ったとき、彼は攻撃的な兆候を示していませんでした。ただ怯えているように見えたので1時間ほど一緒にいてあげたわ

と、グレースさん。

グレースさんはジョーイに近づき、彼の頭に軽く触れると最初は驚いていましたが、臆病な彼は快適さを知り勇気を出して救いの手を伸ばしたのでした。彼はお腹を撫でてもらうために横に転がりゴロゴロと愛らしいヒスを鳴らすのです。

その瞬間から、彼は最大の抱っこ紐の虫になりました。ジョーイはすぐに自分が安全な場所にいることに気付き、すべての愛に心を開いたと思います

出典:https://www.instagram.com/kittyboyandfriends/

ジョーイは先天性の疾患を持って生まれたため、2本の前足が完全に形成されなかったため、前足を使って歩くことができず、カンガルーのように飛び跳ねふらついた状態で、野良猫として生き延びるのは困難な状況でした。

彼を健康にして社会化させるためには、克服しなければならない障害がいくつかありました。疥癬(ダニなどによる寄生)が完全に治るまでには約3週間かかり、家の環境に慣らすだけでも大変でした

と、グレースさん。

内気で臆病な野良猫から活発な室内猫に…

出典:https://www.instagram.com/kittyboyandfriends/

グレースさんはジョーイに最高の生活を送ってもらうために、室内猫としての生活に馴染んでもらおうと決意しましたが、最初彼にはあまり個性が感じられず、じっとしていて動くことなく1日中撫でられていたいだけだけのようでした。

グレースさんはジョーイが、先住猫『キティボーイ』と他の三毛猫の友達に会わせることに。キティボーイとジョーイは馴染むまでに数日を要しましたが、彼はジョーイに猫になる方法を教えはじめ、キャットタワーに登り、ジョーイにも同じようにするように促したのです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Kitty Boy(@kittyboyandfriends)がシェアした投稿


グレースさんは、2匹が乱暴に遊んだりするようになるまでジョーイの本当の動きを見ることはありませんでした。彼は強力な後ろ足で、信じられないほどの距離を跳ぶ能力があり、相棒のキティボーイの助けを借りて、グレースさんを驚かせ続けています。

ジョーイは、私が今までに会った猫の中で最も愛情深い猫です。彼は毎日、どれだけ感謝しているかを教えてくれます。彼に近づくとすぐに鳴き、すべての愛を受けようとしています

出典:https://www.instagram.com/kittyboyandfriends/

元野良猫のジョーイは、ついに人生の次の章に向けて準備が整い 永遠の愛に満ちた家(ジョーイのニーズに対応してくれる静かな家で特別な家族)を見つかるを望んでいます。

私の最初からの目標は彼をリハビリさせることでした。たった約2ヵ月でそれを達成できたなんて信じられません。私たちは彼の疥癬を治し、トイレトレーニングを成功させ、猫や犬との社会化を図り、人間を信頼できることを示しました。彼はとても回復力があり、彼の世話と愛ある永遠の家を見つけることにとても興奮しています!

出典:https://www.instagram.com/kittyboyandfriends/

グレースさんは、このかわいい子猫のための完璧な家が見つかるまで、彼に愛のシャワーを浴びせ続けます。多くの人々の心を捉えたジョーイの旅は彼が美しく幸せで健康的な猫へと開花させたのでした。

こんな記事も読まれています

『最年少』で困難な手術を乗り越えた小さな子猫『ペギー』生きたいと主張する彼女を支えたのは心優しい先住犬でした

『お母さん、もう許してあげて?』男の子のお仕置きにそっと寄り添う犬の優しさが心にしみる