戻らない母猫を呼び続けて茂みから出てこなかった『内気な子猫』をレスキュー【感動】

感動

ひとりぼっちの内気な子猫は茂みに隠れているところを発見され、親切な人々の助けを借り成長します。

勇気を出して踏み出した未来


カナダ・モントリオールに住む女性は子猫の鳴き声を聞き庭を探り廻って、茂みに隠れている小さな子猫を発見しました。小さな子猫は鳴き続け、戻ってこない母猫を呼んでいるようでした。

親切な女性は夕方まで母猫の帰りを待ちましたが、帰ってくる気配はなくこれ以上気温が下がると危険と判断し、彼女は人道的なトラップに食べ物を入れ茂みの近くに置いて子猫をおびき寄せ救出する計画を立てました。

子猫は警戒しているのか臆病なのか2日ほど隠れていた場所から出てこなかったのですが、空腹に耐えられなくなった子猫は、ゆっくりと隠れていた場所から出てきてケージの中に入っていきました。

女性は子猫を家の中に連れ帰り食事と暖かさを提供したのです。子猫は少し震えていましたが、安全であることを理解すると落ち着きはじめました。子猫はお腹いっぱい食べて、温かいタオルに包まれると小さな鳴き声をあげたのです。

新しい人生のスタート


女性は、地元のレスキュー・グループ「Chatons Orphelins Montréal』に連絡を取り、子猫が必要な治療を受けより良い人生を送るチャンスを得ることができるよう助けを求めました。

私たちは彼を引き取り『パフ』と名付けました。彼は生後約6週間くらいで、とてもよく食べよく寝ていました

とセリーヌ・クロームさん。

パフは家での生活に慣れ、他の猫たちとの社会化がはかれるようにするための生活がスタートしました。

出典:https://www.facebook.com/Rescuechatonsmontreal/posts/3733262150094622

パフは食欲旺盛で食事中に前足を皿に入れてしまうほど食べ物が大好きでした。彼は自分の殻を破り新たな自信と安心を得ると、彼の個性が現れはじめたのです。

臆病な子猫から勇敢なパンサーの子猫へと変身

パフはやんちゃで人懐っこく、他の猫との付き合いを楽しんでいます。彼は小さな子猫ですが、大きな個性を持っています

彼はとても声が大きく、人が彼のニーズを理解し、彼を愛し、甘やかすことを期待しています。食事やおやつが欲しくなると躊躇せずに知らせてくれます

とセリーヌさん。

元野良猫が巨大なラブバグに開花しました。触れると鳴くモーターを搭載していて、いたずらを仕掛ける瞬間を見逃すことはありません。

パフは自分の冒険心を発見して以来 新しい隠れ場所を見つけ 家の中で一番高い場所を陣取ります。

彼は必要なものは何でも揃う、自分がこの家の王様だと思っているのでしょう。日中は人の膝に寄り添って寝るのが好きで、夜になると人同じベッドに飛び乗ってそばで眠る甘えん坊でもあるのでした。

パフは先住猫たちが大好きで、お昼寝の相棒が必要な時は寄り添ってくれます。この可愛い子猫は現在約生後3ヵ月月で、人生の次の章「永遠の家」に旅立つ準備ができました。

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