路上から救われた猫は、両耳を失いましたが愛情溢れる家族に囲まれ幸せを満喫しています。
病気と闘い抜いたチャーミングな猫
路上生活をする動物にとって生涯に渡って影響を及ぼす病気や怪我や環境を目の当たりにしたとき、私たちの心は痛み助けてあげたいと考えますが、この猫ちゃんは路上で救出されたにも関わらず悲劇が起こったのでした。
2年ほど前、中国の路上で救出された可愛い猫。男の子で名前は『ポテト』彼の人生は簡単ではありませんでしたが、今では飼い主さんと彼の親友であり、猫の兄弟でもある『ホーリック』と幸せに暮らしています。
ポテトが救助され、獣医の診察を受けた時、耳管と耳のフラップに「耳垢腺腫」と呼ばれる珍しい腫瘍があると診断されたのです。腺腫は最初の治療によって摘出されましたが、悲しいことに新たに腫瘍が見つかり最終的にポテトは耳との別れを告げることに。
腫瘍の再発防止ために耳を切除
ポテトにとって耳のない生活は確かに困難で傷が治るまでの間は一人ではいられません。回復するまでの間、彼の側で寄り添い世話をしたのは愛情深い新しい家族でした。
人生を大きく変える手術を受けた直後、新しい家での生活はポテトにとっては当然のことながら大変なことでしたがすぐに親友ができたのです。家族はポテトの耳のない頭が、信じられないほど愛らしいと感じました。
ポテトは他の猫と違っているにもかかわらず、ホーリックは決して彼に「違う猫」扱いをしませんでした 。そして、私たちはその事を猫から学ぶことが出来たと思います。彼の新しい兄弟猫ホーリックは彼を輝かせ、仲良し猫たちはポテトのインスタグラムで一緒に寄り添う姿を公開。
耳を失いましたが、幸せを掴んだポテト
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コメントには、「めちゃくちゃ可愛い!」という声が寄せられ、私たちもそう思わずにはいられません。
別のユーザーからは、「うちの猫たちもこんな風に仲良くなれたらいいのに」といった声が寄せられています。
驚くべきことに、ポテトの飼い主はインスタグラムで、彼はまだ聴覚を持っていることを伝えました。彼らはそれがどのくらい聞こえているのかを確認していません。
ポテトは現在、約6歳と推定されましたが彼の誕生日の日付は不明なので、飼い主さんは彼を迎え入れた日、4月25日を誕生日として祝うことにしました。彼の人生は困難なスタートを切りましたが、愛と光を見つけたことは素晴らしく幸せなことではないでしょうか。