珍しい病気で生まれた小さな子猫が、大きくたくましく成長することを決意。
タキシードを着た小さな小さな戦士
里親募集している『マッドキャターズ』は 約5ヵ月ほど前に間一髪のところで救出された妊娠中の幼い猫を引き受け、愛情深いボランティアの助けを借りて、安全で快適な環境の中で大切な子猫を無事出産することができたのです。
彼女は自分で赤ちゃんを産むには若すぎました。彼女のサイズ、年齢、栄養状態の結果、赤ちゃんのうちの1匹を除いた子猫すべてが、少しだけ異なった状態で生まれてきました
と、マッドキャターズは話します。
『スワン』(パンダとも呼ばれます)は、いつも心ゆくまで食べていたにもかかわらず、彼は年齢の半分の大きさで、成長は兄弟たちよりもはるかに遅いペースでした。生後数週間後、乳歯も生えず尻尾はずんぐりしたままで、発達の遅れが明らかに。
他の子猫たちは、とても活発で遊び好きになり猫の技術を磨いていましたが、スワンはそれに追いつくことができません。可愛い毛並みのボールのようなスワンは、昼寝をしたり、仲間と寄り添ったりして過ごしていました。
病気に負けない強い意思
生後8週間ですが、生後4週間の子猫くらいの大きさで、耳はまだ折りたたんでいて、足は短くてがっしりしていました。
マッドキャターズは、彼の成長の遅さの原因の答えを見つけるため、獣医に連れて行き診察を受けると、甲状腺機能低下症であると判明、それがスワンの成長を鈍らせ、小人症の特徴につながっていたのでした。
診断と適切な投薬ですぐに状況は改善され、スワンは体重が増えはじめ食欲も旺盛で、日に日に冒険心が増してきました。
体が大きくなるにつれて強くなり、はるかに速く動けるようになりました。エネルギーを得た彼は、同年代の子猫と同じように何事にも一生懸命になることを決意。部屋を支配しようと個性を輝かせ、プロのように猫の木にタックルして楽々とトップに登っていくのです。
登ったり遊んだりして忙しい毎日を送っています。これまでできなかったことを補っているからです
体の小ささを個性でカバー
少し身長が伸びてきたましたが、生後5ヵ月で生後約2ヵ月半の子猫のサイズです。彼はまだ非常に小さく長い道のりを歩んでいますが、ついに養子縁組に十分な大きさになりました。
今、彼が好きなことができ、食べること、寝ること、人に寄り添うことができる思いやりと愛情のあるお家を見つけるための時間です
マッドキャターズは、彼が成長するために必要なケアを提供し、人生のために彼を大切にすることができる素晴らしい家族を見つかることを願っています。スワンは、大きさに欠けているものを愛嬌と個性で補っていて日々成長をしています。