【感動】余命わずかな少女の最後の願いは『子猫との時間』だった

悲しい

末期がんを患う少女。臨終のときに「子猫がほしい」と望み、保護された子猫がやってきました。亡くなるまで少女と子猫はずっと一緒。その後も子猫は悲しむ家族を慰め支えました。実はそれが少女の最後の願いでもあったのです。

動物は天使のような存在?

「動物は天使のようだと人々はいいます。今までは、それがどんなことか理解していませんでした。猫のライザが娘のカイリーに出会うまでは」

と語るのは、カイリーの母ロビン・マイヤーズさんです。

出典:https://www.lovemeow.com/courageous-girl-with-a-few-days-left-asks-for-kitten-to-cuddle-and-the-2236251233.html

少女カイリーは勇気のある、自由な精神の持ち主です。臨終のときにカイリーの心を支えたのは、保護された子猫エライザでした。それだけではありません。カイリーは、家族のために子猫に大事な役割を担ってほしかったのです。

保護された子猫を少女のもとへ

エライザが保護団体「エンジェルズ・アマング・アス・ペット・レスキュー」に連れてこられたとき、この子猫は痩せこけてひどく弱っていました。

「この猫を治療して回復させ、飼い主を見つけようとしていたときに、悲しい知らせが届いたのです。カイリーという美しい少女ががんにかかり、治療を終えてこれで元気になれるだろうというときに、がんが再発してしまったのです」

と団体の職員は話します。

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カイリーは子猫を抱きしめたいと望みました。

「家族は子猫をずっと引き取りたいとは思っていませんでした。カイリーの臨終のときに、一時的に借り出す子猫が欲しかったのです。そこでさっそくエライザ(当時の名はドリー)を連れていきました」

そばを離れない子猫

カイリーはエライザを見て、顔を上げて微笑みました。この笑顔は部屋中を明るく灯したのです。これが、家族が見た数少ない最後の笑顔です。エライザはカイリーの腕の上で丸くなり、その後2日半の間、彼女のそばを離れようとしませんでした。

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子猫はカイリーの肩に前足をのせ、体を寄せていました。カイリーが投薬を受けるときは、別の子供たちがエライザと一緒に遊ぼうとしましたが、子猫はすぐにカイリーのもとへ走っていき、一緒に横になるのです。

「この子猫はほんとうにカイリーに身を捧げているのです。カイリーを支えるという意志をもって。その姿はこの上なく美しいものでした」とロビンさんは語ります。

命が尽きるとわかったとき、カイリーは家族と愛する子猫のために計画を立てました。家族は、カイリーが望んだのは死の間際に子猫と一緒に過ごすことだと考えましたが、実はそれは「計画の一部」でしかありませんでした。

ビデオが語るカイリーの生死

カイリーに捧げて作られたビデオをご覧ください。母のロビンさんが語っています。

ビデオ内の音声

動物は天使のようだと人々はいいます。近づいてきて、愛らしく信じられないやり方で人々を支えてくれると。今までそれがどんなことか理解していませんでした。ライザがカイリーと出会うまでは。カイリーは私たち夫婦が思いがけず授かった4番目の子です。

「成長するにつれ『笑顔のカイリー』と呼ぶようになりました。本当にみんなを笑顔にしてくれる存在なのです」
「みんなを笑わせて幸せにしてくれました」
「ステージに立って演技するのが得意でした。想像力ゆたかで、みんなのまとめ役でした。この子のおかげで家族はまとまっていたんです」
「カイリーは、ひどい状況でも楽しみを見出していく子でした」

カイリーがわずか12歳で転移性の骨がんと診断されたときはショックでした。見込みは暗いけれど、とにかく治療を始めました。それは彼女にとっては過酷なものでした。でも辛いなかでも楽しみを見つけることにかけて、カイリーは天才です。
「ハゲ、ハゲ!」「これならヘアブラシはいらないね」
放射線治療のさなかに、子猫がほしいと言い出しました。でもすでに4匹のペットがいます。「治療が終わったら、猫のことについて話そうね」といいました。放射線治療が効いてきたようで、歩いたり、より多く食べられたりして、気分もよくなってきました。

でも治療の最終日になって、カイリーは肩に痛みを感じたのです。スキャンの結果、がんが全身に転移していることがわかりました。もう望みはありませんでした。
カイリーを病院から家に連れてきたとき、大きな目で父親を見つめて「ねえ、子猫を飼ってもいい?」と聞くのです。夫はすぐに保護団体に電話し、子猫を一時預かりしたいと頼みました。1時間後には、やさしそうな女性が猫を連れてきてくれました。小さな猫の片目は半分開いておらず、蚤の治療薬を与えたばかりだそうで、これまで辛い暮らしだったことをうかがわせます。子猫をカイリーのそばに置くと、彼女は最後の笑顔を見せて「この子の名はエライザだけど、みんなライザと呼んでね」といいました。自分で哺乳瓶を持って子猫にミルクを与えましたが、すぐ疲れてしまって横になりました。するとライザはカイリーの腕のところに丸くなってじっとしています。前足をカイリーの肩にかけて、そのまま眠ってしまいました。続く2日半の間、この子猫はカイリーのそばを決して離れませんでした。カイリーの投薬のときにライザを引き離してトイレに行かせました。ほかの子供たちと遊ばせても、すぐにカイリーの元へ走って戻り、一緒にいます。この子猫はほんとうにカイリーに身を捧げているのです。カイリーを支えるという意志をもって。その姿はこの上なく美しいものでした。

もう長くないと悟ったとき、カイリーは夫に「子供のがんが治るような治療法を研究してほしい」とささやきました。そして私を見て「ママ、この子猫の世話をお願いね」といったのです。そのときわたしは、子猫の役割はカイリーをなぐさめることなので、もうその使命は終わったのだと思っていました。
でもそうではなかった。カイリーが亡くなってから、ライザは何をすべきかわかっていたのです。私が泣いていると、どこからともなくライザがやってきて、膝にのります。悲しみの嵐が過ぎ去るまで、一緒に耐えてくれているのです。ペットが、とくに猫がこんなに人間の必要とすることを感じ取ってくれるなんて、考えてもみませんでした。ライザを世話することで、カイリーのために何かができるような気がしています。

カイリーのいない昨年をどう耐えてきたのか、今となってはわかりません。でもこの子猫の存在は大きな違いでした。猫に救われました。カイリーは私に「子猫の世話をして」と頼みましたが、同時に子猫に「ママの面倒をみてね」とささやいていたのです。

家族の悲しみを慰め、支える子猫

カイリーは家族に子猫の世話を頼んで、子猫のために暖かい家庭を用意してあげたのです。
カイリーが亡くなるとすぐ、エライザは家族に必要なものは何なのかを理解したようでした。母親のロビンが泣いていると近づいてきて、腕に抱かれながらゴロゴロとなぐさめてくれます。それはまさにカイリーにしたのと同じ仕草でした。

出典:https://www.lovemeow.com/courageous-girl-with-a-few-days-left-asks-for-kitten-to-cuddle-and-the-2236251233.html

「ペットが、とくに猫がこれほど人間の求めていることを理解できるとは思ってもみませんでした」

とロビンさんはいいます。

「カイリーは私に『子猫の世話をして』と頼みましたが、同時に子猫に『ママの面倒をみてね』とささやいていたのです」

カイリーのことや家族のその後については、フェイスブックをご覧ください。

出典:https://www.lovemeow.com/courageous-girl-with-a-few-days-left-asks-for-kitten-to-cuddle-and-the-2236251233.html

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