愛犬が亡くなり、悲しみにくれた女性。「犬が生きていた証にしたい」と、死亡告知記事をソーシャルメディアに投稿しました。これを読んだ人々は、あふれる涙を抑えることができませんでした。
ペットの死は大きな悲しみ
愛するペットを亡くしたときの悲しい気持ちは、たとえようがありません。そのどうしようもない切なさを、ある女性が「愛犬の死亡告知記事」にしたためて投稿しました。

出典:https://www.boredpanda.com/dog-obituary-remembering-charlie/
この女性は米国サウス・カロライナ州に住んでいるサリー・グレゴリー・ハメットさんです。「わたしは文章を書くのが好きです。愛犬のチャーリーが亡くなったとき、あまりにも悲しくて、この気持ちを和らげるために何かしなくてはと感じたのです」と彼女はいいます。
愛犬が生きていた証に
チャーリーはゴールデン・レトリバーでした。愛犬との時間が彼女の生活の大きな部分を占めていたので、チャーリーが生きていた証に何かをしなければとサリーさんは思ったのです。告知記事を読んだ多くの人々は、涙をこらえることができませんでした。
詳細はツイッターをご覧ください。

出典:https://www.boredpanda.com/dog-obituary-remembering-charlie/
当初は、この死亡記事を地元の新聞に掲載してもらおうと思っていましたが、ずいぶんお金がかかることがわかりました。そこで、まわりの人々の勧めもあって、ツイッターを使ってネット上に死亡告知を投稿することにしました。9月22日に投稿されたこの記事は、11万5000人以上から「いいね」を集めたのです。
一緒に過ごした楽しい毎日
ではその記事をご紹介しましょう。

出典:https://www.boredpanda.com/dog-obituary-remembering-charlie/
「チャーリー・ジェイムズ・グレゴリー・ハメットは、9月13日に人間の母である私の腕に抱かれて安らかに虹の橋へと旅立ちました。2013年7月15日にサウス・カロライナ州イーズリーで生まれたチャーリーは、サリー・グレゴリー・ハメットの息子です。4年後にはデイビッド・ハメットを父として迎えました。チャーリーの家族には、祖父母や叔父叔母をはじめ、大好きな従妹の犬キャプテンもいます。きょうだい犬のグレーシーとスカウトはすでに亡くなっていますが、天国でチャーリーを大歓迎していることでしょう」
「チャーリーが大好きだったのは、散歩と棒投げ、水泳、笑うこと、居眠りでした。でも本当をいえば(階段の昇降を除いて)日々の生活のすべてが大好きだったのです。海辺やドライブ、バナナ、靴下も好きでした。祖父母の家に遊びに行っておやつをもらったり、リスを追いかけたり、犬のキャプテンがおしっこをした直後に自分も同じ場所におしっこをするのがお気に入りでした。人の後をついて行ったり、キャンプをしたり、ハイキングや釣りをするのも好きでした。すごく充実した犬人生を送ったのです」
「でも何よりも人間ママが好きでした。ママの腕をしっかりにぎってキスをあびせ、いつもママのそばにいました。悲しいときも、激動のときも、喜びのときも、いつでも一緒でした。チャーリーがもっとも得意とするのは、無条件の愛情を注ぐことです。会う人々すべてのよいところを見出し、愛情をふり注いでくれるのです」
チャーリーは心の中でいつも一緒

出典:https://www.boredpanda.com/dog-obituary-remembering-charlie/
「5ヵ月の間チャーリーは勇敢にリンパ腫と戦い、天国へ召されました。最期のときを過ごしたのは、お気に入りの場所である海辺です。自分の体にぴったり合う穴に入って、リラックスしたり、打ち寄せる波に向かっていったりしていました。亡くなる前の数日は、幸せで思い出に残るものになりました」
「ピーナッツバターのフタを開けるたびに、チャーリーを思い浮かべます。靴下が1足、床にころがっていたり、散歩の途中に棒が落ちていたりすると、チャーリーを懐かしく思い出します。今でも、どこに行くにもチャーリーは心の中で一緒です」
「いつまでも忘れないし、チャーリーにまた会いたいと願っています。チャーリーは絶対に消えない愛を残してくれました。たむけの花に代えて、ぜひみなさんも愛犬にたっぷりと愛情を注いであげてください。それがチャーリーへの最大のはなむけになります」
愛犬を亡くした人々からメッセージ
この投稿に感動した人々は、次のようなメッセージを寄せています。おっと、これを読んで泣いてしまうのは、私ではありませんよ。あなたでしょ!
・わたしは愛犬のサンデーが大好きで、この子が死んでしまったらと思うと、いてもたってもいられません。チャーリーのこと、本当にお悔やみ申し上げます。
・2020年7月に愛犬のパグシーを14歳で亡くしました。パグシーは決してチャーリーのような人好きのする犬ではなかったし、いま「虹の橋」でチャーリーを出迎えているとは思わない――と最初は考えたけれど、やはり2匹は仲良くやっていると思いますよ。
・何てよい犬でしょう。本当にお悔やみ申し上げます。愛犬のプレスリーが5月11日に亡くなって、妹犬のステラもとても悲しんでいます。プレスリーは私にとって大事な存在でした。ひどく寂しい思いです。
・涙があふれました。わたしも去年、大親友だった犬のジャクソンを失いました。この犬は私にとってすべてだったし、出会う人々みんなに愛情をふりまいていました。お気持ちはよくわかります。
出典:https://www.boredpanda.com/dog-obituary-remembering-charlie/