「この子がいないと死んでいた」飼い主の”乳がん”を見抜いて命を救った猫の話

感動

愛猫が飼い主の左胸のそばに執拗にくっつき、そこから離れません。不審に思っているうちに異常な痛みを感じた飼い主は、胸に腫瘤を発見しました。治療中もずっと回復を支えた猫。その神秘的な力に人々は驚いています。

ペットの治療効果は有名

「ペットは役に立たない」という意見は間違っています。ペットは精神的に人間を支え、治療にも良い効果を及ぼしてくれる存在だからです。

出典:https://www.boredpanda.com/cat-diagnoses-cancer-before-doctors-owner-claims-kate-king-scribbins-mypinkgenes/

ペットの治療効果については広く知られていますが、病気の発見という点でも有用なことをご存じですか? それでは猫のオギーが飼い主のケイトさんの乳がんを指摘して、命を救った話をご紹介しましょう。

オギーの話はテレビ番組「名犬ラッシー」よりもちょっと複雑です。ラッシーといえば、少年ティミーが井戸に落ちたときに、助けを求めて人々を連れてきた名犬ですが、オギーはこれよりすごいんです。

執拗に左胸に寄り添うのはなぜ?

米国ミネソタ州に住むケイト・キング・スクリビンさんと彼女の夫は、自宅に4匹の保護動物を飼っています。オギーは最年長の猫、マックスは雑種犬で、つい最近亡くなりました。ルルはメインクーン猫、アビーは最年少で12歳のラブラドール混血犬です。オギーはさすがに最年長だけあって賢く、何かがおかしいと感じとっていました。

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こちらがケイトさんとオギーです。お互いに命を助けあった仲なのです。オギーは15歳。保護施設から引き取られてきました。人に甘えるのが特別に好きな愛らしい猫です。

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4匹の犬猫はそれぞれ性格が違いますが、オギーはとびぬけて甘えん坊です。でも最近、オギーがケイトさんの左胸に集中してよじ登りはじめたのです。どけようとしても、執拗に左胸に寄り添ってきます。

こんなふるまいが数ヵ月続きましたが、ケイトさんはオギーが何かを知らせようとしているとか、ゴロゴロいいながら治療しようとしているなどとは思ってもみませんでした。

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ある日起床すると、激しい痛みが体中に走りました。彼女は経験豊かな医療保険詐欺調査官ですが、さっそく胸をさわってチェックしてみると、こぶのようなかたまりに触れました。のちにステージⅢの乳がんであることがわかりました。

その後は化学療法や複数の手術を受け、放射線治療も行われました。診断を受けたとき、これまでオギーが必死で自分に伝えようとしていたことに気づいたのです。その証拠に、手術後はオギーが左胸に寄り添うことはなくなりました。

飼い主を助けたかった猫

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「オギーが、がんを認知した」ことを疑わしいと思う人もいます。でも信じてもらわなくてもいいのです。

「疑う人はいます。でもわたし自身はオギ―の警告だったと確信しています。このことに同意してくれる人の意見にだけ耳を傾けるようにしています」

とケイトさんは言います。

大事なのは、ケイトさんがペットに助けられたのはこれだけではないということです。たとえばがん告知の直後、彼女は最悪の場合を想定して、悲しむペットをあとに残していくことなど耐えられないと考えたのです。そのお陰で、がんと闘う気力が生まれました。

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なぜオギーがそんな行動をとったのかについては、合理的な説明がいくつか考えられます。しかもケイトさんが言うように「猫は飼い主を助けたかった」という推察にも適合します。

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というのは、みなさんご存じのように猫は暖かい場所が好きです。とくに人間の体温よりやや高い温度を好みます。がんによって炎症が起こり、その部分が熱をもつと、猫はそこに寄ってきます。オギーがわかっていたかどうかは別にして、この行動は飼い主を助けることにつながりました。そして猫のゴロゴロは、治癒効果があることが知られています。オギーがこの部分に集中してゴロゴロを聞かせたことは、たぶんケイトさんの治癒を早めたものと思われます。

胃の全摘手術も経験

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2019年、ケイトさんは珍しい遺伝子「CDH1」をもっていることがわかり、のちに胃や乳房のがんを引き起こす確率が高いために、胃の全摘手術を受けました。彼女のインスタグラム・アカウントが「胃のないケイト」という名であるのもそのためです。これからの人生で、がん発病の確率が高いのは承知しています。がん生存者である彼女にとって、定期的な検査と治療は今後も続きます。

彼女の「胃のない状態」とはどんなものでしょうか。

「食べ物や飲み物を消化するのは、他人とまったくちがうプロセスになります。心も体もこの状態に適応しなければなりませんでした。食物を分解する胃や胃酸がないので、まず徹底的に咀嚼することが大事になります。口から食道に食べ物が下りていき、そこから直接腸に流れます。肝臓から脂を分解する胆汁は出るのですが、それを貯めておく胆のうはありません。胃酸が出ずに食物が急速に内臓を通過するので、消化に応じてゆっくり効果を発揮するような薬物は使用できません。食事量も少ないので、十分なたんぱく質とカロリーが摂取できるよう注意しています。1日に何度も食事をし、飲み物はこれとは別に摂ることで、すぐに食道が一杯になるのを避け、腸に大量の飲食物が流れこまないようにしています。血糖値が急速に上がると昏睡を起こすので、気を付けています。この状態がもう2年になりますが、胃がない状態には慣れました。でも調子の悪いときもあるので『明日はよくなるさ』と自分に言い聞かせています。とにかく日々を乗り切るのが精いっぱいのことが多いです」

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「わたしはうまくやっていると思います。ほぼ健康な状態です。体重を維持していて、体力と筋力とスタミナも回復してきました。調子の悪い日もありますが、長くは続きません。飲食も慣れてきて容易になり、ふだんの自分に戻った気がしています。まだ若いし、活動的でありたいと願っています。だから徐々にエクササイズも再開しました。まだ完全な回復とはいえませんが、外に出て散歩するときは犬が一緒について応援してくれるし、ロックダウンのときも夫ともども仕事を続けることもできて幸運でした。安全な環境で健康でいられるのをありがたく思っています」

ペットとの充実した毎日

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「ペットたちは元気ですが、14歳と6ヵ月だった雑種犬のマックスは亡くなりました。子犬のときからずっと家族だったんです。保護してきて、マックスに幸せな暮らしを与えてあげられたことを誇りに思います。でもマックスがいなくなって心にぽっかり穴があいてしまい、新しく子犬を向かい入れることにしました。やはり保護された犬で、ガスという名です。生後13ヵ月ですが、この子の世話に忙しい毎日です。きっとマックスも、新しい子犬が家族になったことを喜んでいることでしょう」

人々はこんな感想を寄せています

・動物はがん細胞を嗅ぎ取ることができます。犬をそのために訓練している病院もあるほどですよ。

・突然、犬が飼い主の胸を噛んだことがあってびっくりしたのですが、そのあとすぐにその人は乳がんと診断されたそうです。私の友人の実話です。

・すごいですね。動物ってほんとうにすばらしい。人間のために奉仕してくれるんですね。人間のほうは動物たちのすばらしさを忘れていることがあるでしょう? 地球上の生き物すべては目的に向かって機能しているのだと思います。動物は大したものだわ。

・すばらしい話でしたね。いつでも動物のすごさには驚かされます。

出典:https://www.boredpanda.com/cat-diagnoses-cancer-before-doctors-owner-claims-kate-king-scribbins-mypinkgenes/

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