頭に大けがをしている野良犬が発見されました。幸い保護団体に引き取られて治療を受け、健康を回復しました。ミチと名づけられた犬には新しい家族も見つかり、幸せな毎日を過ごしています。
頭に大けがをした野良犬を発見
出典：https://www.boredpanda.com/dog-found-bali-hole-head-healed-adopted-missionpawsible/
ミチは今テディベアのようにかわいい犬ですが、以前は違いました。インドネシアの都市バリの街角をさまよっていたところを発見されたのですが、そのときは頭に大けがをしていて命も危ない状況でした。
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すぐに診察が必要でしたが、つかまえようとすると下水溝へ走って逃げ、その中にもぐって隠れてしまうのです。そこで人々は救援が来るまで3時間そこで待機しました。そこからおびき出すには煙を使って追い立てる必要があったからです。
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やっと医者が診たときには、ミチの頭に開いた大きな傷口はウジ虫だらけでした。きっと人間かほかの犬に傷つけられたのでしょう。とにかくすぐに処置が必要でした。
困難を乗り越えて幸せに
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血や泥、寄生虫におおわれた体毛は、すべて剃らざるを得ませんでした。まだ幸せな犬というわけではありませんが、徐々に健康を回復していました。
預かりボランティアの家に移ったミチは、なんと「パルボウィルス」に感染していることがわかりました。この犬のこれまでの困難な毎日を想像してみてください。でも勇敢なミチはへこたれませんでした。
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病気を乗り越え、美しいマルチーズ雑種犬に生まれ変わったのです。ミチが飼い主となるサフランさんに会った瞬間は感動的でした。まわりの人々も思わず涙が出たほどです。
現在ミチは、やはり保護犬だったガルスコンと一緒に、サフランさんとバリで暮らしています。今や1人と2匹は強い絆で結ばれたすばらしい家族です。
犬の「治癒センター」建設をめざして
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ミチは家族に愛されています。これも救助や一時預かりにあたった人々のおかげです。
ミチのような境遇にある犬をもっと救いたいですね。そのためにはケガやいじめ、ネグレクトで傷ついた犬を治療して、第2のチャンスを与えられる施設「治癒センター」が必要です。バリに暮らす犬たちのために、ぜひ寄付をお願いします。
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ミチを助けた「ミッション・ポウジブル」は登録団体です。インドネシアにある「ヤヤサン・プロエク・ペドゥリ」やアメリカUSA 501c3 条項に適合する非営利組織「グローバル・ケイナイン・キャヴァルリ」と連携しながら活動しています。
人々はこんな感想を寄せています
・ああ、思わず塩水みたいなものが目にあふれてきたよ。
・何て美しい犬なの。この話も美しいわ。ミチが元気でうれしいわ。
・助けてくれた人々に感謝します。こういう人々が動物を気にかけて救ってくれるのですね。
・この犬がよい家族に巡り合えてよかった。
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