筆者はオンライン掲示板を見て子猫を買いました。子猫の健康状態が悪いことがわかり、必死に看病して命を救いました。元気になった猫は筆者に寄り添い、心の支えとなっています。
病気がちな子猫、クッキー

出典:https://www.boredpanda.com/i-saved-my-cat-now-she-saves-me-every-day-with-pics/
2016年の初頭、私は死ぬほど猫が飼いたかったのです。ペットショップで買うのではなく保護猫の里親になりたかったのですが、その時は子猫が生まれる季節ではありませんでした。
私は慢性疾患を持っていて、痛みとストレスのために仕事をやめざるを得ませんでした。一夜で生活が変わり、酷い鬱状態に苦しみました。
夫と私は子猫を探してGumtree(ガムツリー)の掲示板を見ていました。車で一時間ほどの店で子猫が売りに出ているのを見つけて購入しました。家に連れ帰ったとき、まず、子猫を水洗いしなければなりませんでした。購入の10分前と同じように、ミルクボウルに頭から飛び込みました。そのときはじめて、この子は自分にとって特別な存在なんだと感じました。

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寄生虫駆除もノミの除去も済んでいるという話でしたが、悲しいことに違いました。クッキーと名付けた子猫が来てから2日のうちに、脱水症状と低体重で獣医に駆け込むことになりました。お腹は寄生虫でいっぱいでした。獣医さんは、緊急病棟に入院させられると言いました。でも私たちはクッキーを買ったばっかりでしたし、何百ポンドも使わないで、クッキーを健康な状態に戻そうとしました。そんな大金を払う余裕がなかったのです。
クッキーは体重が軽すぎて寄生虫駆除用の錠剤が飲めなかったので、太らせるために茹でた鶏肉と魚を何週間も食べさせました。健康になるのに何か月もかかりました。生まれて2、3か月の間、毎週獣医さんに通い、6時間ごとに錠剤を飲みました。私は疲れ切ってしまいました。

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けれども体調が悪くて毎日下痢していたにもかかわらず、クッキーはとても遊び好きで愛くるしいので、私はもうこの子にメロメロでした。お腹の状態が悪いのでクッキーを家具やベッドの上にのせると汚す危険がありましたが、のりたそうな目をされるとたまらなくなってのせてしまいました。か弱いクッキーは私の庇護が必要で、眠いときや少し具合が悪い時はスリスリしてきました。
その頃、クッキーは少なくとも週に一度はシャワーを浴びる必要がありました。時々、お尻がウンチで汚れていました。猫は自分のウンチを自分で始末するのが普通ですが、クッキーのウンチは大量で寄生虫の問題もあったので、私が片づけていました。
クッキーは避妊手術ができるくらい元気になりましたが、手術の時に病気に感染し、1か月苦しみました。またまた、飲み込むのが苦手な錠剤を飲まなければならなくなり、私が見ていないときには、薬を吐き出していました。
クッキーとの絆

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クッキーは生後7か月までは病弱でしたが、今は、当時の酷い状態とは全然違って健康そのもので、長期の健康問題はありません。
私は前にもペットを飼ったことがありますが、クッキーとの間の絆は格別なものです。私は様々な慢性疾患があって、この何年か、ベッドに寝たきりで過ごさなければならない日々がありました。そんな時、クッキーは、食事とトイレのとき以外は文字通り私のベッドの上で私といっしょにいてくれました。クッキーは私が心の健康を保つためになくてはならない存在なのです。

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例えば、クッキーは、私が着せ替え遊びをするのにつきあってくれます。犬用の服を買ってクッキーに着せて、素敵な写真を何枚も撮ることができました。クッキーはネックレスもおとなしくつけてくれて、嫌がって外したりしません。
クッキーの誕生日とクリスマスには毎年、プレゼントや風船をあげます。私たちはクッキーを甘やかして、ベッドも毛布も何種類もあげましたが、いつも私たちのベッドの方に来ます。
自分が保護団体のサイトで子猫が紹介されるまで待たないでクッキーを買ったことを少し後悔しているのは確かです。最近、オンラインでの子猫の売り手は記載通りの世話をしていないことがよくあります。一方、保護団体のシェルターには一生の親を探している可愛い子猫たちがたくさんいるので、まずこちらを検討するべきでしょう。

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私は絶望的な状態だったので自分の信念とは違う行動をとってしまったのですが、もし私があのときクッキーを買わなかったら、クッキーは生きられなかったかもしれない、とも思います。獣医さんたちは、クッキーを一目見たときからとても心配してくれました。でも結局、私が自分でクッキーを看病して元気にしたんです。クッキーは私が一番酷い鬱状態になる1か月前に生まれました。だから、私たちは出会う運命だったんじゃないでしょうか。私たちはお互いに救われました。
猫は所詮猫にすぎない、と言って、私がどうしてクッキーを愛して世話をしたかがわからない人もいます。死んだら、また別の猫を飼えばいいじゃない、と言うんです。でも、可愛がっていたペットに代わりなんかいませんよ。お互いを尊重して愛していれば、どんな動物との間にも絆ができます。言葉ではわかり会えなくても、どんな動物との間にも信じられないような絆を作れるし、動物はみんな、一頭一頭違うんです。
私はものすごくたくさんクッキーの写真を持っています。そのうちのほんの一部ですが、ここで公開しますので、お楽しみください。
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