8年以上前にロンドンで行方不明になった猫。飼い主はあきらめていましたが、パリで発見されたという情報にびっくり。さっそく詳細を確認して愛猫であることがわかり、無事に自宅へ連れ帰りました。
こちらが「外国さすらい猫」さんです
ショーン・パーディーさんとマーナ・ギリガンさんは、長年行方不明だった愛猫が外国で発見されたことに驚いています。
「マイクロチップ情報管理会社からメールがあり、うちの猫が発見されたというんです」とショーンさん。しかも連絡先はフランスでした。
「ADAD(フランス動物虐待協会)とメールのやりとりをし、猫の鼻に特徴的なV字の模様があるのを確認しました。巨大な白いひげも一致します」
猫は鉄道駅のそばで発見され、保護されたそうです。さっそく2人は猫を英国へ輸送する手立てやペット用パスポートの準備を始めました。
仕事中に保護した猫
「そもそもこの猫を見つけたのは仕事中です。まわりをうろついていたので、メモを添えた首輪をつけておいたのですが、しばらくたっても飼い主は現れません。そこで私が連れ帰り、獣医にも診せたのです。飼って3年ほどたったとき、逃げ出したのです」
とショーンさん。
「ポスターを掲示して探し回り、情報があれば行ってみたりしましたが、見つかりませんでした。もう帰ってこないのかと思いました。でもどこかですてきな家をみつけて、恵まれた暮らしをしているかも、と自分に言い聞かせてきました」
とマーナさん。
でも8年半たった今、遠く離れたパリで愛猫が見つかったというのです!
一体どうやって猫がフランスにたどり着いたのでしょうか。とにかく長い旅路の末、なんとか自宅に戻る道をみつけたのは確かです。
「ADADのみなさんはすばらしい。古いマイクロチップの情報から苦労して飼い主をたどり、治療してペット用のパスポートを手配し、準備が整うまで世話をしてくれました。その間ずっと写真や最新情報を送ってくれたりしました」
とマーナさんはいいます。
大好きな飼い主に再会した猫は、ゴロゴロと大音響をたてて満足げです。
「ロンドンの家に到着。全部のドアを閉めて、ケージからムーン・ユニットを出して廊下に立たせました。ちょっと見まわし、あとは落ち着いた様子です。その夜はずっと廊下で猫と一緒にいました。以来、猫はずっと私のあとをついてきます。今この文章を投稿している間も、横で丸くなっていますよ」とショーンさん。
出典:https://www.lovemeow.com/cat-vanishes-from-her-home-turns-up-8-years-later-in-a-different-count-1952484041.html