獣医に『安楽死』を勧められた子猫マチルダが元気いっぱいの猫になるまで

感動

子猫のマチルダは生まれたときに重病で安楽死を勧められるほどだったが里親のアシュリーは生を諦めないマチルダのために献身的な看病をし、命を救った。

マチルダは生きることを諦めなかった

出典:https://www.boredpanda.com/matilda-beans-sick-cat-best-friend-stuffed-lamb-wrennrescues/

子猫のように愛すべき生き物も、いつもラッキーなわけではなく、あらゆる問題や病気を抱えて生まれてくることがあります。マチルダという可愛い女の子がまさにそれでした。
ありがたいことにアシュリー・ケリーという動物保護ボランティアが最初の里親になって献身的な看病をしてくれたので、マチルダは命を救われ、元気な子猫になりました。きょうはアシュリーさんにお話を伺います。

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-マチルダは獣医に安楽死を勧められたくらい重病だったんですよね。

「はい。マチルダが生まれて9日目に初めて会いました。私たちのシェルターで保護した子猫の兄弟のうちの1匹です。生まれたときに上気道炎で、一番小さい子だったので、よけいに症状が重かったんです。兄弟たちは回復したんですがマチルダだけはどんどんひどくなって生死の境をさまよいました。
私は家に保育器、酸素濃縮器、吸入器、注射液のようなICU設備があります。それに、薬を飲ませることができるし、在宅勤務で常に監視できるので、マチルダの病気が治るまで私のところに来るべきだと思いました。
マチルダがここに来たとき、前より少し悪化していて、角膜潰瘍と診断されました。上気道炎の上に肺炎も併発していました。一番酷い状態のときは獣医に安楽死の選択肢もあると言われました」

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-安楽死の提案に応じなかったのは何故ですか。

マチルダ自身が生きるのを諦めていないと確信していたからです。
マチルダは本当に酷い状態だったので、安楽死は思いやりのある提案だったと思います。
私はそれまでにも病気の子猫を何匹も看病したことがあり、命が助からなかった子もいます。私は絶対に諦めずに看病しますが、病気がひどく重くて、この地上で生きるのが無理だと悟ると、子猫は必ずその子なりのやり方で、私にそれを伝えてくるんです。病気の症状は子猫によってさまざまですが、目が光を失ったときが子猫が生きるのを諦めたときです。でもマチルダの目の光は一点の曇りもなく。「野火」と言ってもいいくらいギラギラしていました」。

-それで献身的な看病を続けたわけですね。

「ええ。コンスタントな酸素テラピー、日に何回も吸入器で治療をして、とても強い抗生剤、目薬、鼻薬、でマチルダが持ち直すのに何か月もかかりました。でもマチルダはとても意思が強くて生きたかったので、生き抜きました」

元気になったマチルダ

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-マチルダは今はどんな感じですか。

「マチルダは今11か月で、まだ肺の瘢痕化が残り、慢性的なうっ血があって、私たちはよくなるように努力しています。よくくしゃみをしたり、涙が止まらなかったりしますが、他の猫にうつることはありません。私たちは、成長すれば治るだろうと楽観していますが、もし治らなくても大丈夫です。
でもマチルダはとても元気で幸せに育っています。元気いっぱいで遊びまわっていますが、時には私に近寄ってきて猛烈に愛をこめて私の鼻を舐めてくれます。マチルダは常に動きまわって、遊びまわって、お友達とじゃれあっています。マチルダを育てるのは本当に楽しいです。
私はマチルダを自然の力そのもののように感じています。占星術に詳しい方はおわかりでしょうが、マチルダは典型的な牡羊座です。情熱的で快活な女の子です。いつも跳ね回って、2匹の友達とじゃれあって、部屋の向こうまでおもちゃを吹っ飛ばしています。私が部屋に入って行くと、マチルダは大喜びして、異常に活発な幼児のように私の方にとんできて、くしゃみまじりに私を舐めまわして、また遊びに戻っていきます。マチルダは他の猫と仲良しで、私の子供たちや子犬とも仲良しです。フレンドリーで、刺激的な子です」

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-お気に入りのぬいぐるみがあるそうですね。

「ええ、私たちはラムビー・ビーンズと呼んでいるぬいぐるみです。ウォッシャブルなおもちゃを入れておく隠し場所に入っていたものですが、元々誰が持ち込んだのかは、はっきりしません。生まれて3週目は遊びに興味が出てくる時期なので、マチルダに友達ができるようにと思って保育器の中に入れました。そしてまさに私のその狙いが的中したんです。
感染症が心配な時期が過ぎてマツルダが兄弟たちに会えるようになるまで、マチルダとラムビーはずっといっしょにいました。今は、ラムビーといっしょにいることはあの頃より少なくなりましたが、眠くなると必ずラムビーのところに行きます。マチルダとラムビーが主演のラブストーリーのように見えます」

-マチルダは元気になって、一生の里親を探しているんですよね。

「はい。里親になってくれる方はロサンゼルスから車で4時間以内のところにお住まいで、マチルダと遊べるような若い猫を既に飼ってらっしゃる方が望ましいです。爪の除去はしないことと、いつも室内にいさせることを約束していただきます」

里親のアシュリー

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-アシュリーさんはいつ頃から里親を始めたんですか。

「私は10代のとき、母といっしょに里親を始めました。初めは子犬で、そのうち成犬の里親にもなり、次に母猫と子猫たちの世話をし、やがて親のない子猫たちの世話をするようになりました。こうして私は自分の天職を見つけました。結婚して子供が二人できたとき、数年は子猫の里親はお休みして、代わりに成猫の里親をしました。でも子供が学校に上がったタイミングでまた子猫の里親に戻ってきました。
今は1組の子猫の兄弟の里親として育てあげてその子たちに一生の里親がみつかると、すぐに別の子猫の兄弟の里親になって世話をします。そのくらいニーズがあるからです。
病気や特別な問題がある子猫を専門に引き受けています。そういう子たちが周りにたくさんいて、人手がないという理由で安楽死させられていることが多いので。
マチルダは1か月以上24時間体制の集中的ケアが必要でした。でも私が里親として世話をした猫の中ではそれも珍しくありません」

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-子犬や子猫を育てる里親になりたい人に何かアドバイスはありますか。

「言いたいことはたくさんあって何時間もしゃべれるくらいですが、とりあえず、里親として一番大事だと思うことを言います。
ご自分の精神状態を何よりも優先して大事にしてください。
保護された子たちは里親の家庭がなければ以前の生活から抜け出して「永久に幸せに暮らしました」という生活になることはできなかったわけだから、里親になることは素晴らしいことで、報われます。でも胸が張り裂けるような辛いこともあるし、疲労困憊することもあります。特別なケアが必要だったり、生後間もない子たちの場合は、命を落とすこともよくあります。そりに、命は助かったとしても、里親の精神的物理的エネルギーをその子たちのために使い果たしてしまうのも危険です。どうか、自分のために時間を使って自分をいたわってください。もし自分には無理なほどの仕事を抱えてしまったと思ったら、休んでかまいません。動物保護にどっぷり漬かって燃え尽きる、ということになりやすいのです。そうなったら私たちは大事なポランティアを失ってしまうことになります」

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