車を修理中、肩にのってきた「見知らぬ猫」の虜になってしまった男性

感動

愛車の修理中、入ってきた見知らぬ猫。甘える猫に魅了された男性は、飼い主を探しながらも自宅で引き取りたいと思いました。でも飼い主は見つかり、猫を忘れられない彼は、新しい猫を家族へ迎えることにしたのです。

車庫に見知らぬ猫が

ある男性が車庫でジープを修理していたところ、見知らぬ猫がやってきてじっと自分を見ているのに気づきました。

出典:https://www.lovemeow.com/man-finds-cat-garage-jeep-2651154301.html

この男性は写真家のスティーブ・ハメルさんです。昨年末に、車庫で自分のジープを修理していた時、見たことのない猫がそばにいるのに気づきました。この日以来、彼はおもしろい経験をすることになるのです。

修理に熱中していたスティーブさんは、見知らぬ猫が車庫の中にいるのにはじめて気づきました。長毛種の茶トラで、足先が白い猫です。猫は何気ないようすでジープの上にジャンプしたりして、まるで彼を手伝っているかのようです。

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一体猫はどこから来たのでしょう。「私を見て」とでもいうように、猫はスティーブさんにまとわりつき、肩にのって甘えたりしました。車庫の中を移動する彼の肩にのったまま、猫は落ち着いています。スティーブさんはすっかり魅了されてしまいました。

やがて猫は首を伸ばして車をながめていましたが、工具箱を見つけるとヒョイと跳び下り、箱を自分の寝床にしてしまったのです。

猫には首輪もマイクロチップもありません。そこで近所に行方不明になっている猫はいないかと探し始めました。
「もし見つからなかったら、この猫を飼おうと思いました。だってかわいい子ですから」とスティーブさん。

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彼のお嬢さんも猫を「サリー」と名づけ、家族みんなでかわいがるようになりました。猫用品を買ったり、名札まで用意したりしたのです。

「サリーはわたしの肩の上にのるのが大好きです。家の中にいるときにこれをやられると、爪が食い込んで痛いのですが、作業着を着ているときは大丈夫です」

飼い主現わる!

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スティーブさんがフェイスブック上に投稿すると、車庫に現われた猫のことが人々に知られるようになりました。そしてついに、サリーが居つくようになって2日後、飼い主だと名乗るカップルが現れたのです。

「飼い主がわかりました。愛猫と再会できてよかったです。彼らの家はちょうど角を曲がった先にあって、その家のお嬢さんと遊んでいる猫の写真を見せてもらいました」

「うれしいと同時に、寂しい心境です。残念ではありますが、飼い主にお返しするのが一番ですね」

新しい猫を家族に

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猫との数日は心に残るものでした。家族はすぐに「猫を飼ってはどうか」と話し合うようになったのです。

「そこで保護猫を引き取ることに決めました。最初はトラ猫がいいなと思っていたのですが、かわいらしい黒猫を見て魅了されました。毛の色が黒いために引き取り先が見つかりにくいかもしれませんしね。すでに『サリー』という名札を入手していたので、この猫の名は『サリー・バージョン2』にしました」

この黒猫サリーは、家に着くと新しい環境にすぐに慣れ、いまは家族の一員として人間たちや犬たちと一緒に楽しく生活しています。

スティーブさんの茶トラ猫との出会いは、印象に残るものになりました。だって、この猫のお陰で新しい家族が増えたのですから。

出典:https://www.lovemeow.com/man-finds-cat-garage-jeep-2651154301.html

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