ブルガリアの路上には、保護を必要とする野良猫がたくさんいます。決して裕福な国ではないため、保護シェルターもほとんどありません。
そんな猫たちを救おうと、個人で保護活動を行っているカップルが路上で助けを求める老猫に救いの手を伸ばしました。安心できる場所と、暖かいベッドを手に入れた老猫の様子をご覧ください。
路上をさまよう老猫
ブルガリアの路上で、傷だらけでお腹を空かせている老猫がいました。
誰かが用意してあげたゴミ箱と毛布が、彼のおうちです。でも、彼には助けが必要なことは一目瞭然。
そこで、彼を連れていくことにしました。
老猫を保護
傷の手当を受けて、綺麗に洗ってもらいます。
家では彼だけの空間をつくり、安心できる場所であることをわかってもらわなければいけません。でも、初めての場所で不安なのか、お腹が空いているのも関わらずウロウロと歩き回ります。
置かれているベッドに入り、少しだけお休みタイム…
少しは緊張も解けたのか、置きだした彼は夢中になってご飯を食べ始めました。
彼はまだ目薬をさすことも許してくれません。
でも、いつか心を開いてくれる日がくるでしょう。
彼がどうして路上生活を送るようになったかはわかりませんが、心優しい人に助けられ、安心できる場所を手に入れられたのは幸せなことですね。