はじめ臆病だった猫が、ボランティアの養育家庭で愛情を注がれ、心を開くようになりました。そして出産後は、自分が受けた愛情をそっくりそのまま子猫たちに注いで、子育てに専任しています。
臆病な猫は妊娠中だった

出典:https://www.lovemeow.com/frightened-1802406425.html
こちらが猫のオリビアです。
「オリビアは推定2歳です」と話すのは、ボランティアのシンディさんです。この猫は「シアトル・ヒューメイン・ソサイエティ」で保護され、シンディさんの家で一時的に養育されることになったのです。
妊娠中のオリビアがやってきたときは、臨月に近い状態でした。とても臆病な猫で、ずっと物陰に隠れていたり、毛布の下にもぐっていたりします。

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「でも大丈夫。おいしいサーモン缶とキュートな『いちごハウス』があれば、どんな猫だってくつろげますよ」とシンディさん。
それから毎日、シンディさんはやさしく話しかけながらオリビアのそばにいて、たっぷり愛情をこめてなでてあげました。そのうちにオリビアのほうもくつろいでゴロゴロいうようになり、なでられても逃げずにじっとしているようになったのです。
そしてついに、ここまで慣れてきました。(ビデオ参照)
4匹の子猫を出産

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オリビアが安全で快適に出産できるよう、シンディさんは家の中の準備をすべて整えました。「オリビアがまわりから隔離されて安心できるような場所をいくつか用意しました」と彼女は話します。
この家に来て2週間後に生まれたのは、4匹の赤ちゃんたちでした。
「ママ猫と同じように幸せな子猫たちです。オリビアは私に慣れてきて、子猫の世話を手伝わせてくれるようになったのです」とシンディさん。

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出産後すぐに、オリビアの母性本能スイッチは全開になりました。いつも子猫たちの面倒をみて、舐めてきれいにしてあげたり、抱いてあげたり、休む暇もないほどです。
「こんなに小さい存在なのに、周囲の人々の心をとらえて離さないほどかわいいの」というシンディさん。オリビアは彼女をとても信頼していて、シンディさんに子猫を一時的に預けたりもします。
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