「農場の動物は大切な友だち」家畜を愛し肉食をやめた男性からの訴えとは?

感動

牛や豚などの家畜たちも、感情があります。ドイツで農場を運営するジョアさんは「家畜は食糧ではなく、心の交流ができる大切なペット」だと訴え、動物を殺さない「プラント・ベース」の食生活を続けています。

動物には個性や感情がある

動物たちはみな個性と感情をもった繊細な生き物です。それは犬や猫だけではありません。どんな動物も毎日を謳歌して過ごしたいと望んでいるのです。たとえそれが草を食べたり眠ったりするだけの生活であっても。

牛や豚など、通常わたしたちが「食物」にするために育てる家畜たちも、愛情や心づかいを持ち、感情が高ぶることだってあるのです。これからご紹介するジョア・ベルゲさんは、そのことをよく理解しています。

出典:https://www.boredpanda.com/wonderful-farm-animals-moustache-farmer/

彼は別名「牛の理解者」とか「ひげの農夫」とも呼ばれています。彼によると、家畜はやさしく甘えん坊の動物たちで、ペットにするには最適なのだそうです。もちろん、広い農場で飼うことが前提ではありますが。ジョアさんは「家畜がただの食糧ではない」ということを広く人々に知ってもらい、動物の命を大切にした暮らしを心掛けてもらいたいと考えています。

「1匹の動物を救うだけでは世界を変えることはできませんが、1匹の動物の存在が世界を変えることもあるのです」と彼はいいます。

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こちらがジョアさんです。「牛の理解者」とか「ひげの農夫」とも呼ばれています。

彼は自身のホームページにこう書いています。

「わたしはジョア・ベルゲです。ソーシャルメディアでは『牛の理解者』とか『ひげの農夫』といわれています。ドイツのオーデンヴァルトにある小さな村で育ちました。子供時代は農場でヤギ、ガチョウ、鶏、アヒルやオストリッチなどの家畜とともに過ごしました。なかでも大の親友は牛のレクシーでした」

乳牛「レクシー」とは大の仲良し

出典:https://www.boredpanda.com/wonderful-farm-animals-moustache-farmer/

「レクシーは、仔牛のときから主にぼくが農場で世話係をした乳牛です。何年も一緒にいて、互いに強い絆で結ばれました。一緒に散歩したり牧場で時間を過ごしたりして、後年にはレクシーの背にのって移動したりしました。そのときは馬術競技のことなんか何も知りませんでしたけれどね。ただ乗っていただけです。でも一番のお気に入りは、レクシーを抱っこすることでした」

「でもやがて乳牛牧場の宿命として、レクシーは安楽死させられました。少年だったぼくはレクシーを救う手立てがありませんでした。のちに青年になったとき、自分の興味の対象が都会へと変わってきて、ニューヨークにマンハッタンへと移りました。その後ドイツのコロンやベルリン、フランスのコートアジュールなどを転々として都会生活を送りました」

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ジョアさんと家畜の関係は、飼い主が犬や猫と結ぶ、信頼と愛情の関係に似ているようです。

「ずっと自分の牛が欲しいと思っていましたが、その気持ちがどんどん強くなってきて、街を捨てて自分のルーツへ帰ろうと思うようになったのです。そういうわけで、昔の家に戻ってきて、すぐに2頭の若い牛を保護しました。これがエマとダギです。すばらしいのは、今度こそ牛たちと築いた信頼関係がずっと続いていくという点です。」

彼の希望は、家畜も普通のペットと同じようにかわいくて愛情深いのだということを、より多くの人々に知ってもらうことなのです。

「これが人生の転機になりました。以来ずっと自然の中で動物たちと過ごす生活を楽しんでいます。ここにいることで、特別に幸福を感じる瞬間を何度も経験しましたよ。この生活を始めたとき、着替えたばかりの自分の作業着から漂う牛小屋の臭いをかぎ、長年忘れていた植物や動物たちのことをあらためて思い出しました。そしてとても懐かしく感じたのです」

プラント・ベースの食生活へ

出典:https://www.boredpanda.com/wonderful-farm-animals-moustache-farmer/

「よく『想像した通りによい暮らしでしたか』と聞かれます。いいえ、もっとずっとすばらしいものでした。自然環境や動物たちや、ここで過ごす経験すべてが毎日新鮮なのです。ここでの生活で忍耐や自己認識(マインドフルネス)を知り、そして多角的なものの見方をすべきことを学びました」

「ときにこうした経験があまりにも圧倒的なので、自分でも当惑してしまうほどです。牛たちとの交流を通じて、ぼくは完全な『プラント・ベースの生活』に転換しました。つまり動物由来の食品は口にしないのです。動物と仲良くなってくると、これが自然な帰結でしょう」

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「1匹の動物を救うだけでは世界を変えることはできませんが、1匹の動物の存在が世界を変えることもあるのです」ジョアさんは多くの乳牛を育てていますが、ほかにもウザギや雄牛も飼っています。

彼の動物への愛は深いものです。家畜たちにも感情があり、人間へ愛情を示してよいペットになれることを、広く人々に知ってもらいたいと考えているのです。

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もしかしたら、この記事をきっかけにあなたも家畜たちと森での生活をはじめることになるかもしれませんね。たとえそうならなくても、ときどきは店でベジタリアン・バーガーを選択する気持ちになるかもしれません。

「動物を殺さない生活」に賛成の声

人々はこんな感想を寄せています。

・この人、大好きだわ。私自身も完全菜食主義を始めて5年になります。以前に自分が殺された動物を食べていたことが恥ずかしいです。いまの時代、肉の代用品はおいしくなっていて、動物を殺して食糧にする必要はなくなっているのですから。

・かわいい写真を楽しみました。どの動物たちもとても愛らしいですね。

・ジョアさんの意見に賛成です。動物を苦しめて殺すなんてもってのほかです。飼い犬には決してそんなことはしないのだから、ほかの動物も同じように扱うべきです。

出典:https://www.boredpanda.com/wonderful-farm-animals-moustache-farmer/

Comment

  1. マリモ

    家畜として生まれた家畜にも仲間意識がありお互いを労ったりすることができます。家畜にも痛い 怖い 悲しいと言う感情があるはず。家畜として産まれたら、全て無視されるのはかわいそう。家畜を食べる目的以外でペットにすることは素晴らしいと思いました。