ある日、保護団体『Hope for Paws』の元に「高速道路で子猫が迷い込んでいるのを見かけた」と言う通報が…。いったいなぜ?という疑問を持ちながらも、本当ならば大惨事になりかねません!すぐに現場へ急行です。
なぜ?高速道路に迷い込んでしまった子猫を保護
保護団体『Hope for Paws』の元にかかってきた通報は「高速道路で子猫を見かけた」というもの。通報を受け、すぐに現場へ急行したものの、速度を上げている車が多い高速道路上です。非常に危険な救出活動が開始されます。

出典:https://youtu.be/hlLdIoC3UGw
現場へ着くと、たしかに子猫がいました。しかし、高速道路上なのでどこに車を停車するべきか、そして本当にこのまま出ていくべきなのかとメンバー間でも困惑の声が上がります。
しかし、このまま放置していれば、いずれ子猫は車に跳ねられて死んでしまいます。
高速道路に路肩に車を停めて歩いて保護しにいくという行為は、本来ならば許されないかもしれませんが、1つの命がかかっているのです。決死の覚悟で女性スタッフが網を手に子猫の元へと向かっていきます。

出典:https://youtu.be/hlLdIoC3UGw
とても恐ろしい状況です。一歩間違えば、スタッフたちの命も危うい状況ですが、子猫を救出するために高速道路上をゆっくりと進んでいきます。
車を走らせるドライバーさんたちに「すみません」と声をかけ、網を見せながら状況を知らせていくスタッフ。そんなスタッフたちの思いが届いたのでしょう。ドライバーさんたちもゆっくりと車を停車してくれています。

出典:https://youtu.be/hlLdIoC3UGw
そして目的の子猫の元へ。急がなければいけないため、網を使わずそのまま手で保護!幸い、子猫は大人しく捕まってくれたため、すぐに保護することに成功。
そのまま元来た道を急いで戻り、車へと乗り込みます。車で体温を触って確かめたところ、健康状態は概ね正常のようで、一安心♡異常がないか確かめるため、そのまま病院へ直行です。
病院でケアされリラックスする子猫

出典:https://youtu.be/hlLdIoC3UGw
その後、病院に着いた子猫は、怪我した目を治療し、皮膚についていたノミを駆除するなどの背術をしてもらいました。また、シャワーやシャンプー、ドライヤーをしてもらうことで、皮膚も清潔な状態に♪

出典:https://youtu.be/hlLdIoC3UGw
ごはんを出すと、今まで危険な状況にいたとは思えないほど力強い勢いでごはんをモリモリ食べていきます。
目を治療する際も「いやいや〜」と言うように力強くなく姿を見せてくれました。どうやら危険な状況にいましたが、大きなトラブルもなく、今後は正常に生活していくことができそうです。

出典:https://youtu.be/hlLdIoC3UGw
その後、『ナポレオン』と名付けられた子猫は、様々なケアをしてもらい、優しくしてくれた女性スタッフにお礼を伝えるように近づいて行ったり、男性スタッフの膝の上で愛嬌満載に寝転がったりと可愛らしい姿を見せてくれています。
ぜひ実際にナポレオンの姿を動画でもご覧ください♪
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
日本の高速道路で動物を見つけたら
ちなみに、もしも日本の高速道路上で猫や犬、その他の動物を見つけた場合、私たちはどのように対応するべきなのでしょうか。
- 発見場所近くの照明ポールの番号などを記憶する
- 近くの緊急避難帯に車を停め、#9910へ電話(道路緊急ダイヤル、全国共通、24時間受付、無料)
- 証明ポール番号などでおおよその場所を伝える
保護活動は、素人の独断で行ってしまうと、さらなる被害を生む恐れがあるため、大変危険です。自分でどうにかしようとせず、まずはプロに保護してもらう行動をとりましょう。
また、もしも無事に保護できた後、猫を引き取る意志がある場合は、通報した際にその旨を伝えることで、保護が完了した後に電話をもらうことができます。
Hope for Paws
▼▼ 公式サイトはこちら ▼▼
https://www.HopeForPaws.org
▼▼ Facebookページもあります ▼▼
https://www.facebook.com/HopeForPawsCalifornia