建築現場で野良猫が保護されました。この猫は染色体異常で鼻孔が1つしかなく、目は斜視でした。人々の努力により、保護施設で初めて幸せなクリスマスを迎えることができるのです。
顔に異常のある野良猫が保護される
保護された茶トラ猫は、夢にまで見ていた幸せなクリスマス・シーズンを迎えることになりました。

出典:https://www.lovemeow.com/cat-nose-rescued-construction-site-2641687680.html
2019年12月初めのこと。タラ・ケイさんのもとに地元の動物保護団体から連絡が入りました。彼女は米国マサチューセッツ州セイラムにある「オッド・キャット・サンクチュアリ」の創設者です。
「保護した野良猫(推定3歳)には鼻孔が1つしかないというのです」とタラさん。連絡してきた団体では猫を預かる余力がないので、対応してくれないかということでした。
「この猫は、建築現場に積み上げられた岩と砂の中で発見されました。引き取ってくれるかと聞かれたので『もちろん』と答えました」
猫には染色体異常があり、鼻孔は1つしかありません。このため臭いをかぐときに大きな音をたてていました。目には斜視もあるといいます。

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数日後にこの猫がやってきました。
到着するとすぐに、心地よさそうにゴロゴロ音をたてています。少し周囲を探検したあとで、さっそく自分の「なわばり」へと落ち着きました。
猫は「トースト」と名付けられました。あごをなでてもらうのが大のお気に入りのようです。
顔つきはほかの猫と違いますが、トーストはいつもご機嫌で健康状態もよく、何にでも興味を示す個性的な猫なのです。

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「なでるとすぐにゴロゴロいって喜びます。人間に頭をぶつけて『もっと、もっと』とせがみますよ。やせていて、体重は5ポンド(約2.3キロ)しかありませんでした」とタラさんはいいます。
甘えっ子の猫「トースト」

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この施設にやってきて、トーストは幸せいっぱいのようすです。甘えっ子で、遊ぶ時にはかわいらしい癖を見せるのです。
「何かに集中すると、頭を左右に振るのです。すごくかわいいですよ。ほかの猫と変わりません。好奇心が旺盛で、あごをかいてもらうと大喜びです」とタラさん。
生まれつき染色体の数が過剰なのですが、そんなことはトーストにとって何の障害にもなりません。このままずっとこの施設で、人々にかわいがられながら生活していくことになります。
トーストのキュートなビデオ映像をご覧ください。
「ここなら安全で、ずっと甘やかされて生きていけます。今後は悲しい思いをすることはないでしょう。この猫は特別にすばらしい子ですから、それも当然ですね」とタラさんは話してくれました。

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トーストはこれまで得られなかったVIP待遇を受け、まもなくやってくるクリスマス休暇も施設にいる大家族と一緒に楽しく過ごすことになるのです。本当に、クリスマスの夢がかないましたね!
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