後ろ足がマヒした状態でパピーミルに放置されていた子犬。車いすを手に入れ自由に走る喜びを知る

感動

動物保護団体『The Humane Society of the United States』は、ノースカロライナ州の郡保安局の協力要請を受け、パピーミルからたくさんの犬を救出しました。その中には、後ろ姿が麻痺して放置されていた犬も…。

劣悪な環境の中、ただ生かされていた…

出典:https://www.youtube.com/watch?v=iKijNxsFBdU

後ろ足が麻痺している、ミニュチュアダックスの「リッキー・ボビー」です。

リッキー・ボビーは、救出される前までとても劣悪な環境におり、喜びも楽しみも何も知りませんでした。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=iKijNxsFBdU

ノースカロライナ州にあるパピーミル。施設内に足を踏み入れて見ると…。

あちらこちらに糞尿があり、悪臭が漂うパピーミルの施設内。感染症が蔓延しているようで、多くの犬が病気となっていました。

病気になっても治療もされず、ただ繁殖の道具として生かされている犬たち。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=iKijNxsFBdU

そんな犬たちの中に、後ろ足が麻痺して糞尿まみれになっていたリッキー・ボビーの姿もありました。

突然の大勢の救助隊の姿に怯え、後ろ足を引きずりながら逃げようとし、壁際に逃げ込むと、不安そうな表情でこちらを見ています。

そんなリッキー・ボビーを見て、救助隊はリッキーボビーに幸せになってほしいと思わずにはいられませんでした。

幸せの連鎖

出典:https://www.youtube.com/watch?v=iKijNxsFBdU

リッキー・ボビーは優しい里親さんに家族として迎え入れられ、ラブラドールレトリバーの兄弟もできました。

更には、リッキー・ボビーが自由に動けるようにと、車椅子まで用意してもらいました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=iKijNxsFBdU

これまで、犬としての楽しみも喜びも知らなければ、愛されるということも知りませんでした。

永遠の家族がみつかり、一緒に遊んでくれる仲間もできまいた。

そして…車椅子という足がもらえただけでなく、自由に走ることまで!

リッキー・ボビーは、パピーミルの劣悪な環境から一転、愛に満ち溢れた生活を送っています、

リッキー・ボビーの生き生きとした姿を、動画でぜひご覧ください。

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