保護団体『Takis Shelter』が発見した犬は、セメント小屋の中で何年間も鎖に繋がれた状態で放置されていました。飢えや感染症、そして孤独に耐え抜いてきた犬は保護された後、見違えるほど素敵な姿に変身します!
鎖で繋がれ何年も放置されていた犬を救出・保護
ある日、保護団体『Takis Shelter』が発見したのは、セメント小屋の中に鎖で繋がれたまま放置されていた1匹の犬でした。見たところ、何年間も放置されていたようで、もしかすると子犬の頃からずっと孤独に耐え抜いてきた可能性が考えられます。

出典:https://youtu.be/819z3PgIyDM
セメント小屋の中でやせ細り、自分の糞や尿にまみれていた非常に不衛生な状態で発見されたのは、「ジャンゴ」と名付けられた犬です。何年間も放置されていたようで、お腹を空かせ、感染症を患っていることがわかりました。
人にひどい扱いを受けてきたであろうジャンゴ。しかし、『Takis Shelter』のスタッフが近づくと、警戒するどころか穏やかにじっと見つめ返し、与えられたドッグフードを嬉しそうにガツガツと食べ始めました。

出典:https://youtu.be/819z3PgIyDM
ドッグフードをお腹いっぱい食べた後は、いよいよ保護に乗り出します。しかし、ジャンゴは抵抗する様子を見せず、スタッフに続いてオズオズと外に出てきてくれました!
そのまま赤いリードに繋ぎ直し、大人しくケージの中へと入ったジャンゴ。もしかすると、「この人たちは僕を助けてくれる」と直感で理解してくれたのかもしれません。
そして感染症を患っているであろうと考えられていたジャンゴは、そのまま病院へ直行。これから治療を受けることになります。
検査と治療を受け徐々に回復するジャンゴ
病院に到着後、ジャンゴは改めて体の隅々まで確認、検査を行います。飢えによって痩せてしまった体、所々脱揉むを伴う皮膚炎を引き起こしていること、そして「リーシュマニア症」と「エールリヒア症」という感染症を患っていることが判明しました。

出典:https://youtu.be/819z3PgIyDM
ジャンゴは血液採取などの検査中も、少々不安そうな様子でしたが、尻尾を足の内側に丸め込みながらもジッと大人しく耐えてくれました。えらい!
多くの検査や治療を耐え抜いてくれたジャンゴには、特大サイズのごはん皿に入れられたドッグフードを♡嬉しそうに一心不乱に食べる姿にホッと一安心です。

出典:https://youtu.be/819z3PgIyDM
そして保護から3ヶ月後、見違えるほど元気になったジャンゴの姿が撮影されています!美しい黒い毛並みにキリッとした美しい顔立ち…なんとジャンゴはとてもイケメンでした!
表情からもとても幸せに暮らしている様子がわかります。他のわんちゃん達にも好かれているようで、撮影中も多くのわんちゃん達がジャンゴの元へと集まっています。
その後

出典:https://youtu.be/819z3PgIyDM
現在、ジャンゴは今後生涯を共にしてくれる里親さんを待ちに待っている状態とのこと。すでに回復し、健康的な体になったジャンゴは、とても美しくかっこよく、素敵な笑顔を見せてくれるわんちゃんです。
他のわんちゃんとも楽しそうに遊ぶ姿を見ると、とても社交的で穏やかな性格の犬であることがわかります。早く素敵なご家族に迎えられるといいですね!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Takis Shelter
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