保護団体『HOPE FOR PAWS』の元に、路上にいる子犬を保護してほしいという連絡が入りました。外はとても暑く、アスファルトは焼けるように熱い中、子犬はただ車の下に避難することしかできませんでした。
暑さから身を守るため車の下に避難していた白い子犬
子犬の保護要請を受けた『HOPE FOR PAWS』がすぐに現場に向かいます。
とても暑い日だったため、アスファルトは熱く焼けるようでした。子犬がいるのは、停められた車の下です。
暑さから避難するため、潜り込んだのでしょう。
子犬の連絡をくれた親子も手伝い、車の周りをフェンスで囲います。
暑さからか、時折ハァハァとする子犬。アスファルトが熱いことをわかっているのか、日陰からは出ようとしません。
ワイヤーリードを伸ばし、子犬を捕まえようと試みますが、子犬の体が小さくてスルッと抜けてしまいそうになります。
すかさずリードを引っ張り、何とか後ろ足に引っ掛けることができました。
アスファルトはとても熱いため、子犬の体がアスファルトに付かないように慎重に抱き上げます。
子犬は女の子で、乳歯が残っていることからまだ幼い子犬であることがわかりました。
よっぽど喉が渇いていたのでしょう。子犬はコップの水を一生懸命に飲んでいます。
子犬には『アメリカ』という名前が付けられました。
おそらく初めてのシャンプー
シャワーをかけられると最初は逃げ惑っていましたが、それでもお利口さんにシャンプーをさせてくれました。
シャンプーが終わると、タオルに体をこすりつけたり、じゃれて遊ぶなど子犬らしい姿も!
アメリカはとてもかわいい子犬で、きっとすぐに里親さんもみつかりますね。
なぜ、路上で暮らしていたか、いつから路上生活をしていたのかはわかりませんが、あのまま路上生活をしていたら…。過酷な路上生活に加え、暑い日では熱中症や火傷の危険もあり、子犬が一人で生き抜くことは難しかったでしょう。
Hope for Paws
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