虹の橋に旅立った愛猫のことが忘れられず、傷ついた家族の元へ現れた猫。その猫によって家族の心は明るくなりました。
最愛の猫との別れ
猫のチャーリーは、息子のジョナサンが生まれると同時に、ジョナサンと絆を深めました。彼らはいつも一緒、何をするのも一緒でした。
しかし昨年、猫のチャーリーは15歳で虹の橋へ逝ってしまいました。ジョナサンはすでに6歳になっていました。
ジョナサンも、そして彼の家族も全員が悲しみに包まれました。
突然現れた謎の猫
最愛の猫チャーリーが他界したことで、ジョナサンは別の猫を欲しいと懇願していました。しかし、彼の両親は、まだ別の猫を迎え入れる心の準備ができていませんでした。
ある日、ジョナサンの母親、ヴァレリーは、どこからともなく現れたオレンジ色の猫を見つけました。その猫はとても人懐っこくて、ヴァレリーが座ると、その膝の上に座ってきました。
そこから約1時間近く、車の音に驚いて猫が逃げるまで、彼女の膝の上に座っていました。
飼い主はいますか?猫にメッセージ首輪をつける
2日後、またその猫がやって来ました。母ヴァレリーは、息子のジョナサンに猫を紹介しました。
ジョナサンは、新しい猫のフレンドに、めちゃくちゃ喜びました!やがて猫は、毎日、顔を見せるようになり、一緒に遊ぶようになりました。
ヴァレリーは、メッセージタグ付きの首輪を買って来てメモを書いて猫につけました。
『I love you cat.(あなたの猫を愛してます)。
もし、あなたが飼い主なら電話をください。』
と彼女の電話番号もつけました。
猫の飼い主から連絡
飼い主さんから電話がかかってくるのに、それほど時間がかかりませんでした。
「飼い主さんは、隣の道に住んでいる69歳の近所の女性でした。彼女は私たちが”ガーフィールド”のことを気に入っていることを喜んでくれました。」
とヴァレリーさん。
「彼は、10年以上前に野良猫として姿を現しました。その猫を保護しました。彼は野良猫の時の習性を失うことができず、1日の大半を外で過ごしているそうです。」
ヴァレリーさんは、きっと亡くなった猫チャーリーが息子のジョナサンのことを心配してガーフィールドをよこしてくれたのではないかと考えています。
彼が現れるようになってから、ヴァレリーさんの家族は明るくなりました。