「何かに挟まっている…?」助けを必要としている子猫が発見されました。シャイで臆病だった子猫が見違えるほど美しくなった姿をご覧ください。
プラスチック容器に絡まった子猫
ニュージャージー州で動物の保護活動を行っているホイットニー・マリンさんが発見したのは、プラスチックの容器に絡まっている子猫でした。
どのような経緯でこのような状態になってしまったのかは不明なものの、子猫が自身の力で抜け出すことができないこと、そして同時に助けが必要なことは明確でした。
しかし、警戒心の強い子猫に近づくのは容易ではありません。そこでマリンさんはその地域に子猫を安全に保護するためのトラップを仕掛け、数日後無事に自宅へ連れ帰ることに成功したのです。
安息の地を手に入れた子猫
子猫が落ち着くの待ち、マリンさんは慎重にプラスチックを取り除き、静かな部屋を提供しました。
子猫は少し怯えていたものの、柔らかいタオルに包まれて眠りにつくことができました。
「ジョシー」と名付けられた子猫は数日の間に随分人懐っこくなりましたが、その体重は5ポンド(約2.2キロ)しかありませんでした。
お腹をすかせたままさまよい歩いていた彼女は、その年齢にしてはとても小さく痩せ細っていたのです。
しかし、もう何も心配ありません。はじめのうちは人を避けるようにして生活していたジョシーも救出から約3週間経ったある日、マリンさんの膝に寄り添う仕草を見せたのです。
「人は自分を守ってくれる。良いことをしてくれる。」と認識してくれたのでしょう。
”彼女はすぐに養子縁組の準備ができます。”
現在では体重も取り戻し、見違えるほど美しい姿となったジョシー。マリンさんの言葉通り、ジョシーが新しいお家で新たな冒険を楽しめる日が早く来ることを願うばかりです。
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