母猫に置いていかれ”凍死寸前”の状態で保護された子猫を。試練を乗り越え無事に回復

悲しい

凍えるような寒さの中、1匹で寒さをしのいで生きようと必死に頑張っていた子猫を発見。「もしかしたら母猫が帰ってくるかも」と期待していましたが、なかなか現れない母猫にレスキュー団体はとうとう保護することを決意します。

凍えるような寒さの中に1匹で置き去りにされた子猫

凍えるような寒さの日、カルフォルニアのある猫が群れで生活をしている地域があります。そこに1匹のオスの子猫を発見。辺りを観察しても母親らしき猫の姿が見当たりません…。一体どうしたのでしょうか。

 

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「もしかすると母猫が帰ってくるかも」という希望を胸に、しばらくの間、様子を見守っていたレスキュー団体。しかし、これ以上放置しておくと子猫の命が危ないと判断したため、母猫の帰りを待たずに保護することを決断しました。

母猫と引き離すのは少々可哀想に思えますが、それ以上にこの子猫の命が優先です。今にも凍死しそうなまだ小さな子猫を保護しました。

 

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こうして保護された子猫は、保護団体『Kitten Rescue Life』の創設者であるアマンダさんに引き渡されることになりました。

アマンダさんは普段から多くの時間、猫の保護活動に費やしている素晴らしい女性です。多くの猫を救ってきた経験のあるアマンダさんは、この子猫を救うことを決意しました。

健康状態が最悪の子猫…数々の試練を乗り越えて

アマンダさんの元にやってきたこの子猫は、発見当時、すでに衰弱している状態だったとのこと。また、身体中はノミだらけの不衛生な状態で、なおかつ生後2週間ほどということもあり、数時間おきにミルクを飲まなければいけないのに食欲不振…状態は最悪でした。

 

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しかし、アマンダさんの元に渡ってから、すぐに子猫はミルクを飲み始めました。ミルクを飲み始めてからはその日のうちに体重は15gも増え、これで一安心。

そう思っていたのですが、ここでさらなる試練が訪れます。なんと子猫が血が混じった下痢をするようになってしまったのです。

ミルクを飲むようになったものの、血の混じった下痢をし、徐々に弱っていく様子を見せる子猫…。アマンダさんと共に子猫を気にしていた友人も「心の準備をしたほうがいいのかもしれない」と助言します。

 

しかし、アマンダさんは諦めませんでした。何もせずに衰弱していく子猫を見ていては後悔すると思い、自分にできることは全てやろうと決めたのです。

友人の勧めもあり、ナトリウムやマグネシウムが含まれる電解質補給飲料を加えたミルクを飲ませたり、ビタミンB12の皮下注射を打ったり…。その努力は相当なものだったと想像できます。

奇跡の回復!そして子猫の名前も

 

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こうしたアマンダさんの献身的な看護により、驚くほど見る見るうちに子猫は回復していきました。下痢も改善され、下痢から健康的なうんちを排泄したことで、アマンダさんも安心からとても喜んだとのことです。

状態も安定したことで、アマンダさんはこの子猫に「スペースベア」と名付けました。とても元気で活発、明るい性格の男の子だそうです。

ごはんもしっかり食べ、満腹になると満足そうに喉を鳴らす仕草を見せることも増えてきたのだとか♡

 

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その後、しっかりと回復したスペースベアは、新しい家族の元へと引き取られることに。新しい家族が住む家へとやってきたスペースベアは、慣れない環境にも持ち前の明るさと好奇心で興味津々な様子を見せています。今では毎日のように家の中の探索を楽しんでいるとのこと♪

一時はどうなるかと思いましたが、こんなにも健康的に回復できて本当に良かったです。これもアマンダさんのおかげですね!新しい家族と幸せな生活を楽しんでほしいです。

※こちらの記事は情報掲載元の団体より許可を得て掲載しております。
団体名:KITTEN RESCUE LIFE

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