アメリカの動物保護団体『HOPE FOR PAWS』にピットブルの保護要請がありました。屋外に住み着き、子供たちに石を投げられてケガをしているそうです。
ただただ怯えるピットブル
犬の住み着いた空き地のすぐ横に住む女性がHOPE FOR PAWSに保護要請をしました。
子供たちに石を投げられ、ケガを負っても怒ることはなかったそうです。ピットブルは人に怯え、特に男性が怖いようだと女性は話します。
確かに人の気配を察知すると、物陰に隠れて怯える様子を見せていました。
近所の人たちが水と食べ物をあげていたのか、ピットブルのすぐそばには水の入った器と紙皿がありました。
しばらくこちらの様子をうかがっていたピットブルですが、お腹が空いたのか紙皿を舐め始めます。
そのタイミングですかさずハンバーガーを差し出すと…美味しそうな匂いに我慢できずパクッ!
ハンバーガーをもらって食べ終えると、しばらく何か考えているようです。
信頼しても大丈夫なのか見極めているのかもしれません。
ピットブルは賢い犬です。自分がこれからどうなるのか理解したようで、リードをかけることにも抵抗することはありませんでした。
病院に向かう車の中では、男性スタッフに寄り添う姿も。
穏やかで優しい性格のことから、ピットブルは『ブッタ』と名付けられました。
希望に向かって…
病院に向かう途中、ブッタが向かう先は「希望」であるかのように、「HOPE」の標識が…。そう、ブッタは幸せな人生に向かって進み始めたのです。
まっすぐ正面を見つめるブッタの目には力強さがあり、これからの人生が素晴らしいものであることを理解しているようです。
病院では、優しい雰囲気を感じ取った黒猫がブッタにベッタリ。
その後、ブッタは里親さんを待つ施設ですごします。これだけ穏やかで優しいブッタなら、里親さんもすぐにみつかるでしょう。
Hope for Paws
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