保護団体『HOPE FOR PAWS』の元に、廃棄物のコンテナの中から子猫たちの鳴き声がすると連絡が入ります。廃棄物は翌朝には粉砕される予定で、このままでは子猫たちの命も危ない…!
出られないとわかった上でコンテナに投げ捨てられた子猫た
コンテナから聞こえる子猫たちの鳴き声を耳にした人が『HOPE FOR PAWS』に連絡を入れてくれました。
廃棄物が詰め込まれたコンテナは、翌朝に粉砕処分が予定されています。子猫たちの救出に一刻の猶予もなく、すぐに現場に駆けつけてみると…。
誰かが投げ込まなければ、このコンテナに子猫たちが自ら入り込むことはありません。コンテナに登り上から様子を確認すると、1匹の子猫の姿が見えます。
ゴミを漁ることに夢中だったのか、すぐに捕まえることができました。しかし、他にも子猫はどこかに隠れています。
ゴミの隙間をよく観察すると、ゴミに隠れた子猫を発見。捕まえようとしますが、逃げられてしまいます。捕獲器を設置しても警戒してなかなか中まで入ってくれません。
コンテナの中に下りて移動する子猫を素早く捕まえ…何とか2匹目も捕獲できました。2匹目の子猫に苦戦している間に、3匹目の子猫は自ら捕獲器に入っていました。
3匹の子猫を無事に保護することができて一安心。これで命の危機はなくなりました。
「サーディン」「サーモン」「スクウィッド」と名付けられた子猫たち
3匹にはそれぞれ「サーディン」「サーモン」「スクウィッド」と名前が付けられ、食べ物が与えられました。
廃棄物コンテナの中には食べ物も水もなかったことから、よっぽどお腹がすいていたのでしょう。子猫たちは夢中になって食べています。
施設でケアを受けながらすくすくと成長した3匹。仲良くじゃれて遊ぶ姿は本当に愛らしい!この3匹に里親さんが見つかるのも時間の問題でしょう。
しかし、一体誰が3匹を廃棄物のコンテナに投げ捨てたのでしょうか。食べ物も水もなく、翌朝には粉砕処分.。通りかかった人が鳴き声に気付かなければ…そう考えるととてもおそろしいことですね。
助かって良かった!3匹の置かれていた状況や姿を実際に動画でご覧ください。
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