保護団体『Hope for Paws』が向かったのは、路上をウロウロしているゴールデン・レトリーバーがいると通報を受けた場所。なかなか見つからないゴールデン・レトリーバーでしたが、捜索5日目、ようやく発見することができました!
捜索5日目にしてようやく発見!
保護団体『Hope for Paws』が通報を受けて現場に向かいましたが、通報で聞いていた犬がなかなか見当たりません。諦めずに何日もかけて捜索していたところ、ようやく5日目でゴールデン・レトリーバーを発見しました!
ようやく発見したホームレス状態のゴールデン・レトリーバー。ここで見逃すわけにはいきません。
慌てて追いかけるスタッフでしたが、列車が通過する音に驚いてしまったようで、近くの資材置き場に隠れてしまいました。
様子を見に近づいてみると、怯えたような不安そうな表情で隙間からこちらを見つめてきます。きっとこれまで色々と大変なことがあったのでしょう。人間に対しても警戒心を抱いているようです。
スタッフは怖がらせないようにと自身も腹ばい状態になって近寄り声をかけます。
ワイヤーがゴールデン・レトリーバーの顔に引っかかるも、保護されたくないのでしょうか。不安からかなかなかワイヤーに顔を通そうとしてくれません。
ようやくワイヤーが通り、あとは外に連れていくだけ…と思いきや、ワイヤーが首にかかった恐怖からかパニック状態になってしまうゴールデン。ワンワンと激しく鳴き叫び暴れてしまいます。
落ち着くようにと声をかけると、一旦は落ち着いたものの、そのまま出てくる気配はありません。ついには子どものように顔を前足で覆ってしまう始末…。なんだかこんな光景、スーパーとかで見かけませんか?
すぐに保護するのではなく、少しずつコミュニケーションをとりながら保護に向かう作戦に。ゆっくりと近寄りながら、優しく声をかけ、怖がらせないように慎重にスキンシップを図っていきます。
すると、徐々に落ち着いてきた様子のゴールデン。鼻や頭を撫でると少し気持ちよさそうに目を細めています。
様子を見つつ、声をかけながら、懸命に説得するスタッフ。こうして長時間かけてゴールデン・レトリーバーと心を通わせることに成功し、最後は勢いよくスポンと顔を出したゴールデン。とても可愛らしいお顔ですね!
まだ少し緊張している表情をしていますが、スタッフからの優しいスキンシップやハグを受け入れています。辛抱強くゴールデンに寄り添う姿、とても感動しました!名前は「クララベル」に決まったようです。
一時預かり施設で保護
その後、クララベルは病院でシャンプーをしてもらい、清潔になってから一時預かり施設に預けられることに。
そこではパニックにならないよう愛情をたっぷり注がれながら矯正トレーニングをするといいます。動画でもトレーニング風景が記録されていますが、とても楽しそうに積極的に取り組んでいますよ!
最初は人間に対して怯えきっておりパニックを起こしていたクララベルでしたが、少しずつ時間をかけて愛情を注ぎ、信頼関係を築いていくことで、自ら人に甘えるような可愛らしい姿を見せてくれるようになりました!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
Hope for Paws
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