無理やり繁殖させられた猫の数はなんと『118匹』。悪質すぎるラグドールブリーダーを摘発

悲しい

2020年5月、南オーストラリアで悪質なラグドールブリーダーが発覚、そして摘発されました。その「子猫工場」と呼ばれる環境にRSPCA南オーストラリアのスタッフが向かうと、そこは想像以上に劣悪な環境でした。

劣悪な環境から118匹のラグドールを保護

2020年5月、RSPCA(英国動物虐待防止協会)南オーストラリアのスタッフが向かったのは、悪質なラグドールブリーダーが摘発された『子猫工場』でした。スタッフが現場に訪れると、そこは絶句するほどの惨状が広がっていたのです。

出典:https://youtu.be/BlAdqeSTw3c

床が散らかり、汚れた状態で放置されている惨状。そこに大勢の猫たちが野放しにされています。なんとここには118匹ものラグドールがいるというから驚きです。

床が汚れた状態のまま放置されているということは、掃除が全くされていないことを意味しています。また、猫のトイレも放置されたままのため、猫たちはどこで排泄すればいいのかわからず、結局床の至る所で排泄しているようです。

これではラグドールたちが病気になってしまいます。

出典:https://youtu.be/BlAdqeSTw3c

ラグドールの数は118匹。つまり、それほど無理やり繁殖させられていたということになります。

また、母猫たちは十分なお世話を受けることもできておらず、ただただ無理に子猫を文字通り「製造」させられていたと考えられます。なんてひどい虐待行為なのでしょう。

また、スタッフが救出に向かった時、3匹の子猫も見つかったと言います。この時まで無理な繁殖が続けられていたということがわかります。しかもその3匹の子猫はゴミに埋もれていたというから口が塞がりません。

ブリーダーは摘発、判決が下ることに

出典:https://youtu.be/BlAdqeSTw3c

オーストラリアは動物に関する虐待行為に刑罰が下されます。

この66歳の女性ブリーダー(ブリーダーとも言えない行いですが)には、9件の動物虐待の罪と1件の南オーストラリアペット・ブリーダー規則に違反した罪によって、懲役6ヶ月執行猶予2年の判決が下されることになりました。

正直、この罰則でも軽いと思ってしまうほどの惨状でしたが、刑罰が実刑として下されるだけ良かったというべきでしょうか。

元々は猫が大好きだったというブリーダー。3匹の猫は手元に置くことを許可されたと言いますが、今後はそれ以上の動物を飼育することは禁じられ、RSPCAによる監視が行われることになりました。

RSPCAの監査官によって監視してもらえば、これ以上、このブリーダーによる動物虐待は起こらないでしょう。判決が下された後の対応も素晴らしいですね。

出典:https://youtu.be/BlAdqeSTw3c

ブリーダーの手元から救出された118匹の猫のうち、多くは無事に里親が決まったとのことです。しかし、いまだに50匹は里親が決まらず、獣医さんによる治療を受けたり、一時預かりを実施しているご家庭で預かってもらったりしているようです。

さらに、家猫として成長する上で行動に問題がある猫は、RSPCAによってケアが施されていると言います。まだすべての猫の里親が決まっていないのは残念ですが、劣悪な環境から、良い環境に移ることができたことは本当に良かったです。

出典:https://youtu.be/BlAdqeSTw3c

RSPCAは今回の事件を受けて、オンラインで販売されている動物たちには、綺麗な写真の裏でこうした惨状が起こっている可能性があることに警鐘を鳴らしています。もしもオンラインで動物を迎え入れる場合、まずは繁殖現場に訪れ、その動物の親に合わせてもらうことを推奨しています。

多くのブリーダーさんはしっかりと正しい繁殖を行い、愛情を持って動物に接しています。しかし、今回のようなブリーダーは少なからず存在していることを忘れてはいけません。

救出する際の映像はこちらです。少々見ていて辛いと感じる映像が流れる部分がありますので、動画を視聴する際はご注意ください。

※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA South Australia

RSPCA South Australia

▼ 公式サイトはこちら
https://www.rspcasa.org.au/

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