フロリダで保護されたグレイシーは皮膚病を患い敗血症にもなったが愛護協会の努力で元気になり、被毛も美しさを取り戻した。今は一生可愛がってくれる里親の家庭で幸せに暮らしている。
皮膚病の保護犬
グレイシーは荒れ果てた中央フロリダの道端で見つかって保護され、ぼろぼろの状態で湾岸動物愛護協会に来ました。安全な湾岸動物愛護協会に着くまでは体調は良かったのですが、その後、皮膚の感染症から敗血症になりました。
衰弱し、生まれつききれいだった毛並みは重い感染症でかさぶたができて酷い状態でした。けれどもグレイシーは毎日気力を奮い立たせて頑張り、間もなくスタッフやボランティアにかまってほしがるようになりました。グレイシーにとって周囲の愛情が一番の薬だったのです。
何か月もリハビリをし、手厚い看護を受けた結果、グレイシーはすっかり元気になり、被毛も美しさを取り戻しました。そして、一生可愛がってくれる里親を見つけることができました。一度は生命も危ぶまれたグレイシーが、温かい家庭を得たのです。
新しい家族
グレイシーの新しい家族はこんな記事を投稿しました。
「この子は神様のお恵み(グレイス オブ ゴッド)なのでグレイシーという名前にしました。グレイシーはすっかり我が家の一員になりました。本当にきれいな毛をしていて、リスを追いかけるのが大好きで、外に出してもらうと一目散に走ってリスを探しに行きます。
うちにはフェンスに囲まれて手入れの行き届いた広い裏庭があります。グレイシーは今はそこが自分の縄張りだと思っているようです。家の中では自分用のロープやキーキーと音が出るおもちゃで遊ぶのが好きなので私たち家族は大忙しです。
うちは夫と私だけですが、グレイシーと先住犬のパッチーズと一日中いっしょにいるのは私だけです。パッチーズとグレイシーは姉妹になりました。パッチーズは去年は姉妹犬の13歳と15歳の子たちが亡くなって気持ちが落ち込んだようでしたが、グレイシーが来てくれてまた元気になりました。」
出典: https://blog.theanimalrescuesite.greatergood.com/shelter-challenge-gracie/
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