動物救助団体『Animal aid unlimited』の元に、犬がバイクにひかれたという連絡が…。現場に向かうと、痛みを抱え下水溝に身を潜める犬の姿がありました。
痛みで動けない…下水溝に身を潜めていた犬
救助隊員が現場に向かうと、犬は悪臭漂う下水溝の中に身を潜めていました。汚物と悪臭の中を進み、犬に近寄ります。
犬は逃げるようなそぶりも見せましたが、足を負傷しているのかうまく立ち上がることができません。
ほとんど抵抗することもなかったため、すぐに捕まえることができました。
足の状態を確認するためにも、すぐに施設に運ばれます。
自分の状況を理解した犬
診断の結果、幸いにも骨折などの大きなケガはありませんでした。
しかし、股関節の損傷があり、修復するためには数週間の安静と理学療法が必要です。
犬には生後2か月の子犬がいることもわかりましたが、連絡をくれた人が子犬のお世話をしてくれることになりました。
歩く練習にマッサージ、屈伸運動など、長期間に渡る理学療法が始まります。
それは犬にとってつらく大変なものですが、自分のためにしてくれていると理解しているのかとても協力的で、微笑みながらスタッフを見つめています。
その頑張りから、犬は『コシッシュ(努力)』と名付けられました。
元気になったコシッシュ
施設スタッフのサポートや自信の努力によって回復したコシッシュは、とても元気になりました。歩くことはもちろん、走ることだってできます。
スタッフたちに笑顔を見せて甘える姿は、自分を助けてくれて感謝しているようにも!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Animal Aid Unlimited, India